2014年12月10日水曜日

2014.12.10 万年筆vsボールペン 2

● 方眼セリスキンを使っていたときには,SARASAでビッシリと文字を書いていた。紙にインクが載って,インクの分だけノートが重くなったような印象を受けた。
 が,今はダイスキンにPreppyで書いているんだけど,そうした印象はなくなる。ビッシリ書くのは同じだけれども,インクが紙に染みて,載っているという感じがしないことが理由だと思う。
 同じブルーブラックでも,ゲルインクに比べて,万年筆のインク色が柔らかいことも理由だろう。

● 筆記具だけの問題じゃない。紙も当然,関わってくる。罫線がゆったりしていることとか,インクを吸いやすいかどうかとか。

● ボールペンは筆圧をかけて書くものというのは昔の話で,水性やゲルボールペンはさして筆圧を要しない。わかっていても,筆圧をかけてしまうな。その癖が万年筆を使うときも出てしまう。
 筆圧をかけて書いたんでは,ボールペンも万年筆も似たような書き味になってしまいそうだ。

● でも,書いたあとの見た目はだいぶ違う。どちらがいいか。紙によって違ってくる。色,横罫か方眼か無地か,によって。
 ペンの強さと紙の強さがバッティングするのが一番困る。困るんだけど,組合せの妙を考える楽しい試行錯誤の時間を過ごすことができる。

0 件のコメント:

コメントを投稿