● ぼくは実用一点張り。実用上,問題がなければ,あとは価格だけ。当然,安い方がいい。そういう世界で生きている。
だから,ノートはダイスキンだし,ペンはPreppyだ。
● が,文具には趣味性というか,コストパフォーマンス以外の要素があるだろうことも,頭では理解しているつもりだ。
それを端的にわからせてくれるのが,「ANGERS」の商品展示。
● 同時にこうも思う。この中の商品のどれかをぼくが買って,家に持ち帰ると,その瞬間に,実用一点張りの製品群の中に溶けてしまうだろう。
どんな商品でも,持ち主のキャラクターがうつるってことがありそうだ。
● 手帳は1日1ページのタイプが流行っているようで,EDiTやモレスキンなどいくつかが置かれている。
1日1ページなら何でも書けるか? さにあらず。手帳とメモ帳は分けた方がよいとぼくは思っているので,この手のタイプに手を出すつもりはないけれども,なかなかにそそってくるものはある。
ルックスがいいのが多い。私を買って,と誘ってくる。
● 「ほぼ日手帳」もWEEKSの一部は店頭に並んでいる。あと,トラベラーズノートも。目移りがするね。
けれども,Bindexの11番をすでに購入済み。こちらの癖をすっかり心得てくれている古女房のようなもので,いまさら変えることはあり得ない。
● 書籍も扱っているのを初めて知った。取扱い点数は少ない。店作りのアイテムとして活用しているといった按配が感じられるけれども,売り物なんでしょうね。
全点まとめてお買いあげと行きたいところだけれども,まぁ,たぶん,読まないで終わりそうな気がする。
● 万年筆はペリカンが多いようだ。高級すぎるものは置いていない。しかし,5万円のペリカンはぼくに使われたくはないだろう。
君にはPreppyがちょうどいいよ,と言っているのではあるまいか。
● 結局,申しわけないんだけれども,今回も見るだけで終わってしまった。
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