2015年2月3日火曜日

2015.02.03 次はSeriaの「A6ハードカバーノート 60シート」を使用

● 先日,Seriaでノートを2種,購入した。ひとつは人にあげたんだけど,もうひとつは,事の流れで自分で使ってみることにした。
 それが「A6ハードカバーノート 60シート」というやつ。何の変哲もない普通のノート。ダイスキンと同様,ザラ紙っぽい紙で,罫線はA罫。Seriaでいえば,セリスキンの亜種ともいえる。ゴムバンドはないけれど。

● これに,一緒に買った0.9㎜シャープ(コクヨのCampus Junior Pencil)で書いてみることにした。Preppyにはしばらく休んでもらう。

● で,1日使った感想。
 0.9㎜シャープのいいところは奔放に書けるところ。A罫がピッタリだ。問題はぼくの書き癖で,どうしても筆圧をかけてしまうんだな。
 芯はBなんだけど,B芯なら軽く書いても付いてきてくれる。軽く書くというのは,速く書くのとイコールではないけれども,筆圧をかけては速くは書けない。

● 最も速く書けるのはゲルインクのボールペンだと思うんだけど,ゲルボールペンで速く書こうとすると,文字がのたくるようになる度合いが高い。
 ほかの筆記具を使っても大同小異だとしても,万年筆だといくぶんかマシになるような気がする。その代わり,ゲルボールペンほどの速度はでない。

● その万年筆(Preppy)と0.9㎜シャープ,どちらが速く書けるかというと,後者だ。速記者や新聞記者に0.9㎜シャープの愛用者が多いというのも,頷ける感じ。
 柔らかめの芯を使って,ゆったりめに,かつ雑に書いていくのが似合っている。

● 「A6ハードカバーノート」は180度開く。ダイスキンやセリスキンと同じ。ゆえに,筆記は問題なし。
 ただし,いったん開いたら放っておいてもその状態を保つというわけにはいかない。これはダイスキンもそうだし,モレスキンも同じだったと思う。糸綴じのノートがそうなるのは仕方がない。

● この場合の問題は,右ページを書いているときに,左ページを押さえなければならないことだ。追い書きで書いているので,左ページにはビッシリと書いたあとだ。
 それを押さえるのだから,押さえるのに使う左手の小指が汚れてしまうことだ。汚れないように書かれていない箇所を押さえればいいことだけど。

● 下敷き代わりに白紙をはさんで書く。バイブルサイズのシステム手帳の無地リフィルを,下5分の1を切り離すと,このノートにピッタリだ。
 しかし,この下敷き,すぐに汚れる。汚れることが下敷きの仕事ではあるんだけどね。

● ダイスキンのB罫だと,0.9㎜で書くと窮屈かもしれない。逆にB罫に0.9㎜で書けば,長年の念願(?)だった罫線にとらわれないで書くということができるようになるかもしれない。
 が,とにもかくにも,0.9㎜のBで書くことを楽しんでみたい。この1冊はこのまま0.9㎜シャープで書いていくことに決めた。

● と書いたあとで何なんですけどね。次はまたダイスキンに戻ると思う。筆記具もPreppyに戻す。
 どちらかといえば,っていうかハッキリと,Preppyで書いた方が快適なので。手が汚れない。下敷きが要らない。ノートの紙面もきれいなまま維持できる。
 墨芯だと紙面も汚くなる。ということは,ますます読み返すことを遠ざけることになるだろう。

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