2015年2月9日月曜日

2015.02.09 速く書けるということ

● 0.9㎜のシャープペンを使って,筆圧をかけないで書くと速く書ける。しかも,疲れない。だから,記者がメモをとるには向いているのだろう。
 でも,速く書くのだけがいいのでもない(と思う)。ゆっくりていねいに,っていうのが合ってる場合もあるよねぇ。極端な話,写経をするときに速く書いたんじゃ何の意味もないわけだから。

● 外から入ってくる情報をメモるには,速度が最も肝心なことだとしても,自分の中にあるものを吐きだすときには,ある程度の筆圧をかけてゆっくり書いた方がいい場合もありそうだ。“筆圧=緊張感”というところもあって,緊張感を伴った方がいい場合もあるだろう。
 特に,自分の中のどす黒い感情を吐きだす場合なんかは,そうしないと吐きだしきれないような気がする。

● とはいえ,多くの場合は,速く書けるに越したことはない。
 そんなことを考えるのも,自分が筆圧をかけて書くのが癖になってしまっているからだろう。筆圧をかけないでも,ゆっくりていねいに書くことはできるはずだから。

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