発行所 プレジデント社
発行年月日 2015.07.13
価格(税別) 639円
● 「佐藤優の手帳テクニック全公開」という4ページの特集記事があって,その4ページだけを読んだ。
● 連載原稿85本/月,毎月3冊のペースで単行本を刊行,約1,200枚の原稿生産。月に約130人に会い,情報収集のための読書に毎日4時間を費やす。
と紹介されているんだけど,そのとおりならばまさに超人的。月に1,200枚の原稿って,1日あたり40枚。それだけの原稿を書けることが普通じゃない。そんなのを続けていたら疲弊するだけだろうと思ってしまう。
それが疲弊もしないし,枯れもしないのは,インプットにも怠りないからなんだろうけど,うぅん,俄には信じがたいな。
● その佐藤さん,コクヨのCampusノートに何でも書いている。スケジュール管理もこのノートの見開き2ページをマンスリー的に使っている。原稿の締切に1ページ,それ以外の予定に1ページを充てる。
ノートは1~2ヶ月で1冊を使い切る。ただし,中紙が100枚のやつだ(たぶん,B5ではないかと思う)。
私が自分の行動記録をつけるようになったのは,東京拘置所に入って何もすることがなかったからだが,おかげでとてもいい習慣が身についた。
書き込む事柄は仕事に限らない。朝何時に起きて何をして,誰と会い,どのような話をしたのかということを,仕事,プライベートに関係なく事細かに書いていく。● 佐藤さんのこのやり方は,日経WOMAN 2015年5月号も取りあげていて,へぇぇと思ったものだが,あらためてそれを知らされると,自分とは格が違う人がこの世にはいるのだと思うほかはない。
以下にふたつほど転載。
綱渡りで仕事するのはリスクが高いという声もあるだろう。だが,たとえ綱渡りでも,落ちなければ問題はない。綱から落ちたときのためにスケジュールにバッファを多めに入れる人もいるが,入れすぎると緊張感が失われるリスクがある。
私は現在,チェコ語を週に1時間15分習っている。チェコ出身の宗教改革者ヤン・フスの『教会について』は英訳があるが,古くて間違いが多く,改めて原著で読みたいと思ったことがきっかけだ。
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