2020年6月29日月曜日

2020.06.29 同好の士はTwitterにあり

● Twitterでよくやる使い方。たとえば“測量野帳”で検索をかけて,出てきたTweetをダーッと見ていく。あっという間に1時間は過ぎてしまう。“トラベラーズノート” “能率手帳ゴールド”と次々にやっていくと,半日なんかすぐ終わる。
 あまりにスルスルと時間が過ぎていくので,こういうことをやるために自分の人生があるのではない,と言い聞かせることになる。

● 以前はInstagramでも同じことができた。ブラウザで“測量野帳 Instagram”で検索すると,Instagramに載っている測量野帳の投稿を見ることができた。
 が,今は仕様が変わったんですかね。それをやろうとすると,Instagramへのアプリを立ち上げることを要求されるようになった。ブラウザだけでは見ることができない。Facebookと同じことになったようですね。Googleの検索をはじく。

● Instagramには登録はしているのだが,一度も使ったことがないし,これからもないだろう。パスワードが何だったかも忘れてしまった(FacebookはIDを削除してだいぶ経つ)。
 ので,こういうことをやるにも,利用できるのはTwitterだけになった。Twitterだけで充分といえば充分だ。気晴らしというか退屈しのぎというか,少なくとも生産的なことではないので,Twitterでやり,同じことをInstagramでもやるというのでは,いくらなんでも時間の浪費が過ぎる結果になるかもしれないし。

● 測量野帳でも能率手帳ゴールドでも,皆さん,思い思いに,楽しそうに遊んでいるんですよね。どなたの人生も“楽しい”で埋め尽くされているはずはないので,測量野帳や能率手帳ゴールドを道具にして,束の間の息抜きを楽しんでいるのだろう。
 であれば,ぼくがそこに寄せるべきものは共感であって,それ以外の反応はあり得ない。もし,共感以外の反応をするのであれば,そうしたツイートを見るのをやめればいいのだ。

● 能率手帳ゴールドは霞が関の官庁や丸の内の大企業に務めるエグゼクティブが使うものだと決めつけていた。ステイタス商品だと思っていた。
 が,普通の若者がバンバン使っているのだ。小型手帳としては高価でも,5,500円で1年遊べるのだと考えれば,安いのかもしれない。

● しかも,贅沢に余白を気にしないで使っている。小型手帳ではその限られたスペースにどうやって多くの情報を盛りこむかが工夫のしどころで,小さい文字でビッシリ書くという発想を,ぼくなどはしがちなんだけども,そんなのはお呼びじゃないらしいのだ。
 そこが,思い思いに,楽しそうに,という所以なのだが,とにかく“楽しい”が最強なのだ。

● これらの人たちの中にはオフ会などを定期的に開いている人もいるのかもしれないが,そこまでやらずとも,Twitterでのこうした楽しみ方で,彼ら彼女らと脳内コミュニケーションを取ることができる。
 それで充分なのではないかと思う。同好の士はTwitterにありということだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿