で,LoFtを覗いてみた。知らない店に入ってみるという酔狂さは持ち合わせていないのだ。知らないということは,今まで縁がなかったということだ。今まで縁がなかったのだから,これからも縁はなくていいだろう。
● かといって,勝手知ったる店ばかりに入っていていいのか。いいんだよ。そこはもう居直っていい歳になったんだよ。
というわけで,LoFt。LoFtは宇都宮にも2つあるし,銀座LoFtには何度も行ったし,何というのか馴染み感を勝手に持っている。どんな商品があるのかも,だいたい把握しているつもりになっている。
● が,取扱商品は店によって違うんですな。完全に画一ではない。
当然っちゃ当然。その店がどこにあるかによって客層が違うとかいう話の前に,何を仕入れて何を仕入れないかの裁量権を店側に与えないと,人材が育たない。
● で,ソラマチのLoFtで初めて見たのが,測量野帳のカバー。測量野帳が2冊挟める。
合皮。色は4種。野帳と同じ深緑,仕事で使って違和感なしの黒,金運アップの黄色,情熱の赤。赤は在庫1つだった。赤を買っていこうか。
が,確信できることがある。買っても使わない。野帳のいいところはいくつもあるが,その中のひとつは薄くて軽いことだ。そこにカバーをかけては2つとも失われてしまう。
● 野帳の中紙は40枚だから,2冊持ち歩きたくなるのはわからないでもない。2冊持てば80枚になる。モレスキンに迫る枚数になる。
過去に書いたのを読み返すのも,持ち歩いていればこそだ。現在使用中の1冊しか参照できないのでは少し不安だ。
● しかし,そういう人は,野帳ではなく別のノートを使えばいいのだろうね。モレスキンまで堕ちなくてもいいと思うが,適したノートは他にいくらでもあるだろう。
野帳の良さは軽さ,薄さ,堅牢さ,そして安さだ。安さはともかく,軽さと薄さはカバーを拒否する要因になるし,堅牢さはカバーを必要としない理由になる。
● とはいえ,CampusにはSYSTEMICがある。2冊挟んで持ち歩ける。野帳にもSYSTEMICにあたるものがあっていいだろう。そう考える人がいても不思議はない。というより,自然なことだ。
ちなみに,LoFtの店頭には4色しかなかったが,他にネイビーとアイボリーがあるらしい。
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