2020年8月30日日曜日

2020.08.30 来年の手帳を購入

● 東京で呆けたようになっている。呆けているのはいつものことで,そのいつものことを東京でもやっているだけなんだが。今日はこれから帰宅する。ホテルのある銀座から東京駅までフラフラと歩いてきた。
 で,涼みがてら大丸に入った。で,相方に,8階に東急ハンズがあるよ,と教えてもらって。

● で,8階を覗いてみた。買うとすれば来年のシステム手帳リフィルくらいのものだ。
 色々あるが,何を買うかは決めている。BindexのNo.031だ。レイメイ藤井のDavinciとKNOXのはあるんだけど,Bindexは見あたらず。

● マークスのシステム手帳。女性にアピールしている。
 Seriaのamifa「シンプルガール」はこれを真似たものですかねぇ。100円グッズの組み合わせで,けっこう,肉薄しているところがすごいと思うが。

● 便箋,一筆箋など,誰かに渡すことを前提にした,手書きするための紙片が充実している。手書きで書いたのを誰かに渡すというのが,1億総SNSの時代にあって,かえって息を吹替しているんだろうか。
 掌サイズのメモパッドのようなのがある。10枚で500円だ。いや,高いわけではないのだ。その価格で仕方がないと思わせる装飾が施されている。ユーザーは若い女性としか想定できない(ということは,40代半ばまでの女性が使うだろう。メーカーもそれを当てこんでいる)。
 彼女たちは言葉をギフトしたりされたりという世界にいるんだろうかね。ギフトなんだからコピー用紙ですませるわけにはいかない道理だ。

● 丸善の丸の内本店も覗いてみた。ここにはBindexの来年のリフィルがあった。
 社会人として物心ついた頃から能率手帳ひと筋。ここ十数年はBindexのNo.011(週間レフト)を使用。
 が,来年は変えてみる。変えてみると言ったって,これは “変える” と言っていいのかどうかためらうほどだ。ともかく,その決めていたのを買った。

● これに無地リフィルを合わせて,「旅するように毎日を過ごして」行こう。
 いやね,「トラベラーズノート」は手帳で作るのがいいんですよね。年月日に紐づいているんだから,振り返るときに便利だ。
 綴じ手帳だとさすがに難しいかもしれないれども,システム手帳ならできる。

● 「旅するように毎日を過ごす」というトラベラーズノートのキャッチコピーは秀逸だし,多くの人に刺さるものだと思う。では,旅するように過ごすとはどういうことか。旅に出たときにどうしているかを思いだすのが基本だ。
 写真を撮る,現地の食べ物を食べてみる,観光地を訪ねる,土産を買う,チケットや絵葉書を貼って保存する。
 日常でその全部をすることはないが,写真を撮ったり記念になるものを貼るということに対しては,即時対応の態勢を整えておくべきだ。

● そのためにスマホを持ち歩く,手帳を使う(ノートでもいいわけだが),というのは必須であろうかと思う。
 要するに,「旅するように毎日を過ごす」を実現するためにはまず手帳を持つことだと,かなり本気で思っている。

● もうひとつ,メモティも購入。「70周年記念限定アイテムとして発売しましたが,ご好評につき定番商品として販売することとなりました」とある。色は限定アイテムより抑えているようで,売場にあったのは,通常版,小型版ともに4色。
 ぼくが買ったのは通常版。3.5mm方眼で中紙は87枚。

● 縦に35マス,横に23マス。縦横とも5マスごとに点が打たれているから簡単に数えることができる。
 縦に35マスということは,5×7。5マスを1日分として,ちょうど7日分。週間レフトタイプの手帳のように使うことも可能だ。おそらくだけれども,メーカーはそれを意識して,方眼幅を3.5mmにしたのではないかねぇ。
 まぁしかし,そういう使い方をするなら最初から能率手帳を買えよ,って話ではある。メーカーのサイトにメモティの記載例が載っているんだけど,そんな使い方は出ているはずもなし。

● 横罫派のぼくとしては,1マスに1字ずつ書いていくと1ページに805文字書けますよ,と教えてくれるためにこの点を打っているのかと思ってしまう。
 3.5mm方眼でマスの中に収める書き方ができるか。できる。極細のボールペンを使って充分に可能だ。ぼくは小さい字を書く人間なので。しかし,できるとやりたいは別ものだ。
 かといって,2マスをユニットにするとA罫になってしまう。これでは間延びし過ぎる。
 けっこう取り扱いに困る。方眼線がガイドラインになる状況が想定しにくい。あくまで,自分が文字しか書かない横罫派だからなんだけど。

● メモティに入っているNOLTY宣言(?)。例年のことだけど,NOLTYはこれが上手いよねぇ。よし,NOLTYの手帳を使ってみようという気にさせるというかね。
 この紙片を手帳に綴じておきたいからという理由で,NOLTYを買う人がきっといるはずだと思う。ぼくもこうしてデジタル化して保存しているわけだけど。

● 手帳とは関係のない話。丸善のカウンターにあったコマーシャルペーパー。
 最初の見開き2ページで丸善オリジナル文具の紹介。といっても,丸善のオリジナリティは,率直に言えば,ないに近い。
 完成度の高い日本メーカーの製品に実質的に何ものかを付加するのは,かなり難しいと見る。

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