● 安いのがいい。スケルトンでインクの減り具合が外からわかるのがいい。全身プラスチックだから,傷がついても平気だ(っていうか,傷がつきにくい。ついても目立たない)。気を遣わないで使い続けることができる。
● 万年筆としての性能に問題がないのがいい。ずっと使わないでいても大丈夫。プラチナが考案したインナーキャップはまずPreppyで採用して,順次拡大していったらしんだけど,秀逸だと思う。
インクもれもまったくない。Preppyを使っていて指がインクで汚れたことは皆無。
● 強いて不満をいえば,軽すぎることくらいか。自重でもって筆記のリズムを作れるのが万年筆のいいところという話を聞くこともあるけれども,Preppyでそれを実現するのは難しいだろう。
大量に書く場合は,無視できない問題になるかもしれない。大量に書く場合は。
● 今月8日に6本目のカートリッジを装着した。ダイスキン1冊で1本半のカートリッジを消費する。
いつまでもってくれるかわからないけれども,まだまだ使えそうな気がする。耐久性もそれなりに備えているように思える。
● 一生ものの万年筆と言われることがある。文字どおりの一生ものはありえないとしても,たとえば3万円(Preppy150本分の値段)の万年筆なら20年間はもつとする。
今の筆記ペースだと年間15本のカートリッジを使う(ダイスキン10冊分)。20年なら300本。Preppyで2本のカートリッジが使えれば,Preppyを使い続けた方が安くなる。
あとは,安いPreppyではなくちゃんとしたペンを使っていることがもたらす満足感が,その価格差を超えるかどうかの問題だ。
● この点に関しては,ぼくの意見はハッキリしている。モンブランもシェーファーも使ったことがあるけれど,Preppyの方がずっといいと思っているから。モンブランもシェーファーも悲惨な結果に終わったのでね。
しかも加えて,現時点で6本目のカートリッジになっているんだから,こりゃ断然Preppyでしょ。
● よくペリカンのペリカーノやラミーのサファリが,入門用の万年筆に好適といったことが言われる。が,万年筆に入門用も本格用もないはずだ。
入門用に適しているなら,そのまま本格使用すればいいし,本格使用に適したものなら入門用に使っても何の支障もないだろう。
Preppyは本格使用に耐える品質を備えていると,ぼくは思う。
初めまして。
返信削除文房具好きな群馬在住のものです。
ダイスキンはA7サイズを作業服の胸ポケットに入れ仕事してます。
普段のメモ書き(いたずら書き)には方眼が好きなのでセレスキンかロルバーンを使っています。
万年筆はpreppyとセーラーのPROFIT 21Kを使ってます。
preppyの新製品が10月25日に出るようですよ。
失礼しました。
あ,そうなんですか。
削除じつは今日,Preppyを追加しようと思って,買いに行ったんですが,置いてなかったんですよ。
新製品が出るから在庫を整理したのかもしれないですね。