● 昨年6月にノートに手書きでメモを書くっていうのを始めてみた。選んだのはA6ノート。以後,ずっとA6を使っている。メーカーは変わっても,サイズは変わらず。
厳密にいえば,ダイスキンやセリスキンはA6より一回りほど小さいわけだけど。
● 「つれづれなるまゝに,日ぐらし硯に向かひて,心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば,あやしうこそ物狂ほしけれ」という次第だけれども,幸いにして硯に向かっていなければならないわけではない。吉田兼好の時代と違って,今は紙とペンを携行することができる。
どこに行くんでも手帳と一緒に持ち歩く。小型の方がいいと考えた所以。実際,このサイズだと持ち歩くのが苦にならない。自宅でも出先でも,思い立ったら即,書くことができている。
というわけで,このサイズで何か不都合を感じることはない。ならば,このまま何も変えないで進んで行きましょうよ。
● なんですけどね,A6サイズ以外を経験してないわけですよ(学生時代を除く)。一度,B6ダイスキンを使ってみると,あるいはコクヨのA5ノートを使ってみると,こっちの方がいいと思うかもしれない。
A6以外を体験する機会を捨てちゃってるかなぁと思ったりするんですよね。そろそろ変化をつけてみようかな,と。
● といって,変化はイヤなんだよな。現状維持を良しとする。ノートの判型が変わると,本棚に並べたときに困るとかね,些細なことを気にしたりして。
現状を変えるのを億劫がるのは,怠惰であり(面倒くさいわけだからね),臆病であり(変えなければよかったと後悔するのがイヤなわけだからね),グズであり(細かいことにとらわれているわけだからね),優柔不断でありますな。
● では,次はB6の黒ダイスキンを使ってみるか。B6ダイスキンなんか30冊ほど買いためてあるんだからね。いずれ使ってみることになるはずだ。
でも,やっぱり現状維持を選んじゃうだろうな。変える理由がないわけなんでねぇ。変える理由がないから変えない。これ自体,あまりいいことじゃないような気がするんだけど。
というようなことをグジャグジャと考えている。
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