● 上野駅構内のANGERS,上野に出るときはほよどのことがない限りは,ここで時間を費やす。客質も良さげだし(ってオマエが言うなっ),静かだし,好きな文具だから見てて楽しいし,広さ的にもちょうどいいし。
が,ぼくはこれまで百パーセント見るだけの客だった。見るだけなんだから客とは言わないね。通行人だった。
● いつもいつも通行人では申しわけない。今回もたっぷり見せていただいたので,何か買わないとなぁと思って,ふたつほど購入した。
ひとつは,エルバンの「カートリッジインク用ペン hb-pen03 スケルトン」。648円。万年筆用のカートリッジを装着して使うボールペン。水性ボールペンってことになるんだろうか。
● 手帳に使う細字ペンというコーナーがあって,そこに置かれていた。が,実際に使ってみると,けっこう太くて,常用しているPreppyの細字より太い。たぶん,手帳には使えないのじゃないか。
Preppyの兄貴分,Plaisirの細字もこのコーナーにあった。ペン先とペン芯はPreppyと同じはずだから,文字の太さも当然Preppyと同じだろう。とすれば,やはり手帳に使うには少々太すぎるだろうね。
● もうひとつは,ゼブラの油性ボールペン「バンカーズ」。ごく普通の事務用の油性ボールペンだ。216円。“Writing maketh an exact man.”と印字されている。意味するところは明快だけれど,実際に銀行に行って,このペンを使っている銀行マンを見たことは一度もない。
安かったから買ったんだけど,職場に持ちこんで仕事で使うことにする。プライベートでこのボールペンを使うことはないだろう。
● ともかく,通行人を卒業することができた。ちょっと肩の荷を降ろした感じ。
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