2021年3月11日木曜日

2021.03.11 親指シフトに戻そうか 2

● 8日に,富士通が親指シフトキーボードの販売を中止したというニュースを見て,それなら自分は逆に親指シフトに戻ってみるか,と思わなくてもいいことを思ってしまった。
 で,Amazonで2,980円で販売されている「親指シフト表記付き USBライトタッチキーボード」を買っておくかなぁ,どうしようかなぁ,と9日に迷ってみた

● とりあえず,「カートに入れる」ところまで行ったんだけど,ローマ字入力で困っていることがあるわけではないのでね。
 ローマ字入力なら何らの制約要因もないし。エミュレータをかませる必要もない。WindowsだろうとMacだろうとChromebookだろうと,そのまま打ち始めることができる。
 脳内で日本語をローマ字に変換しなければならないから,その分,脳に負荷がかかる? そんなものは指が勝手に動くようになっている。そこのところで脳にかけなくてもいい負荷をかけているとは,とても思えない。

● ので,「注文を確定する」ところまでは行かなかったんだけど,10日に再度見てみたら「お取り扱いできません」「再入荷の見込みは立っておりません」と出やがった。
 ありゃりゃと思って,前日カートに入れたのを覗いてみたら,そちらは大丈夫のようだ。というわけで,そこでポチっちゃったよというわけなんでした。

● したらば,今日(11日)の午前中に現物が届いた。いつもながら,Amazon,速ッ。どうなってるんだ,この速さは。
 10年ほど親指シフトで過ごしているので,たぶん指が憶えているだろう。慌てることはないから,ボチボチと行こう。
 ということでね,富士通の販売終了の件は親指シフトの消長にはほとんど影響なしってことね。富士通の高い親指シフトキーボードを使って入力していたのは,ひょっとすると法人ユーザーくらいだったんじゃないかと思うんだよね。

● 「慌てることはないから,ボチボチと行こう」という話なんですけどね。次のパソコンに買い換えたときからでいいかなと思ってるんだよね。次はデスクトップを買うつもりなので,そのときに親指シフトキーボードをつないで使ってみようかな,と。
 ので,ちょっと早まってしまったかなと思ってるんだけども,予めキーボードを手当しておくのは悪いことではないと思うことにしよう。

● 一番怖れているのは,キーボード入門から約10年間親指シフトで過ごしたとしても,その後その3倍近い時間をローマ字入力でやってきたわけなので,もう指が元に戻りたがらなくなっているのではないかということ。
 親指シフトとは関係ないけれども,この1年間,けっこうな数の外付けキーボードを買っているのに,そのすべてをまったく使っていないという実態もあるしなぁ。今日届いた親指シフトキーボードも使わないで終わるんじゃないかという,そこはかとない不安。

● 午後,宇都宮に出たので,ヨドバシ宇都宮店でパソコンを見てきた。買わないけどね。
 親指シフトを意識すると,見方も変わる。親指シフト入力がしやすいかどうか,という視点で見るようになる。

● 問題なのは変換キーの位置だ。ローマ字入力なら変換キーを押すことはほとんどない。スペースキーを連打することになるだろう。ので,ローマ字入力の場合は変換キーがどこにあるかなど,どうでもいい問題だ。
 が,親指シフトだとこれが重要な問題になる。変換キーが右シフトを担当することになるからで,これが右に寄りすぎていては打ちづらい。
 NキーとMキーの中間にあるのが好ましい。できればNキーの下にあってほしいのだが,そんなキーボードは見たことがない。

● そのためにはスペースキーが長くてはいけない。国産メーカーでは,NEC,富士通,VAIOはOK。VAIOのノートパソコンは親指シフトにドンピシャリ。
 パナソニックのレッツノートは右に寄りすぎ。外国メーカーだとAcerくらいか。ASUSは親指シフトには向かない。
 あと,ThinkPadの日本語キーボードは親指シフト向け。

● 英字キーボードは全部ダメ。ということは,BT接続でスマホにつないで,スマホを入力マシンとして使うときに,親指シフトで入れるのはかなり難儀するかもしれないということ。
 かつてあったリュウドの日本語キーボードは使えるのだが,それ以外に何かあるだろうか。

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