2022年3月5日土曜日

2022.03.05 測量野帳の NOTE BOOK を使っていく

● 今年は測量野帳をメインに使っていくつもりでいる。1月から野帳を使っている。最初の2冊は野帳にそっくりのコクヨの横罫ノートだったが,そのあとは LEVEL BOOK。それも昨日で使い終えた。
 1年間でどのくらいの野帳を消費するのか実地に試してみようというのもあるんだけれども,これはこれまでの消費状況で予想はつく。2ヶ月で3冊だ。したがって,1年間で18冊だ。大した消費量にはならない。

● 1年に18冊だとすると,すべての野帳を使い終えるには6年ほどかかる計算になる。たぶん使い切れると思う。これ以上買わなければ。
 ひょっとすると,溜まっている野帳を誰かにもらってもらう必要があるかもしれない。その誰かは今のところ,見あたらないけれど。

● LEVEL BOOK の次は,60周年限定品の NOTE BOOK を使ってみることにする。限定品ゆえレギュラー製品より高価だったので(といっても,380円)なかなか使えないでいた。
 だけど,これを使わないでいては「高価」に負けているというわけだ。恥ずかしてく表を歩けないくらいのミットモナサだ。380円に負けているわけだからさ。

● 野帳の NOTE BOOK の特徴は,罫線幅が 5.5mm であることだ。使い勝手はいかがなものか。5.5mm なんてのは測量野帳の NOTE BOOK しかないだろう。その NOTE BOOK をぼくは1冊しか持っていないのだから,文字どおりの一期一会になるはずだ。
 ペンもしばらくはミリペンタイプの極細サインペンを使っていこうと思っているのだが,NOTE BOOK にだけは Plaisir を合わせてみようかと思ったりもしている。

● で,実際に使ってみた。まだ試した程度のことでしかないけれども,とりあえずの印象を以下に述べる。
 ぼくの字はかなり小さいと自分では思っているのだが,それでもC罫(罫線幅が5mm)だとさすがに狭くて,ストレスになることは体験済みだ。閉塞感がけっこう来る感じになる。
 5.5mm だとそれはない。自分の字の小ささには 5.5mm は絶妙かと最初は思った。

● ただし,空白行を設けずに5行以上書いてしまうと,窮屈感が出る。5.5mm でいいけれども,適度に空白行を入れながら書くのが吉。
 そもそも,ビッシリと文字列を埋めていくという使われ方は,メーカーとしては想定していないのかもしれない。文字どおりのメモとして数字やキーワードを書きつけていくという使われ方を想定しているのではないか。
 ところが,ぼくはひたすら文字で埋めるという使い方をしている。その使い方ならB罫の方がよろしいような気がする。

● 60周年記念でこの NOTE BOOK が出ると知ったときは,ぜひレギュラー商品化してほしいとおもったものだ。文具店の店頭から NOTE BOOK が消えたあとに,1冊しか買わなかったことを悔やんだこともある。もっと買っとくんだったか,と。
 が,1冊に抑えておいてよかったかも。LEVEL BOOK の左ページの縦線を無視して普通の横罫ノートとして使う方が,ぼくのような書き方をするなら,ストレスは少ない。
 ストレスというか違和感だ。だから,5.5mm 罫線に文字が埋まった光景に慣れてしまえば,問題は消えるのかもしれない。慣れの問題なのかも。

● ちなみに,LEVEL BOOK はB罫で22行なのに対して,NOTE BOOK は25行。年初から使っていた野帳類似のノートはB罫で23行だ。

● 左右ページの罫線はピタリと揃っている。コクヨ(に限らず,日本のノートメーカーはどこもそうだが)の神経配りは見事なものだ。最近は,中国製のモレスキンもコクヨに遜色ないところまで来ているのではあるけれども。
 全き罫線には万年筆で書いてみたくなるので,Plaisir で書いてみた。あらためて感じるのは,万年筆の細字(0.3mm)はけっこう線幅が太いなということ。0.2mm のミリペンよりだいぶ太く感じる。人間の感じ方の分岐点のひとつが,0.2 と 0.3 の間にあるのかもしれない。
 Preppy の極細(0.2mm)と比較しても同じことを感じるから,万年筆とミリペンでは同じ0.2mm でも最初から太さは違うのだよ,ということではないと思う。

● ともあれ,NOTE BOOK を使っていく。

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