かなり昔のもので,今は廃番になっている。判型は測量野帳と同じ。ハードカバーの表紙も測量野帳そのもの。
ただし,こちらは40枚ではなく48枚ある(折丁がひとつ多い)。B罫で23行。
測量野帳はセで始まるから,このノートは測量野帳のひとつというわけではない。同じ製造ラインで作られていたのだとしても。
● 長期間保存されていたことに伴う傷みがあるにはあるが,ほぼ気にならない。まっさらな状態で使い始めても2日か3日でこうなるだろうという程度だ。
かくも長い間,生き残ってきたノートを,ぼくごときが汚してしまっていいんだろうか。って,いいに決まってますな。
ノートは使われるために生まれてきたのだから,使われてナンボ。使われないまま朽ちていくのは悔しかろう。よろしい,ぼくが成仏させてあげますよ。
● ところで。出品者はどうしてこんなに古いノートを持っていたのか。
どうやら親が営んでいた文具店を畳んだらしい。で,店に残っていた古い商品をメルカリで捌いているようなのだ。
● 彼が出品しているものを見ると,お宝ザクザクという感じでね。宇宙戦艦ヤマトの絵柄の鉛筆,セーラームーンのシャープペンとボールペンのセット,ラッコの絵が描かれた缶ペンケースなどなど。
お前,いつからセーラームーンのファンになったんだよ,ってか。ずっと前からですよ。「ムーンライト伝説」はぼくの愛唱歌ですからね。
● 他にも,三菱鉛筆の古いBOXY色鉛筆とかね。12色揃っている。
色鉛筆を自分が使うとはどうやったって思えないんだけど,手元に置いておきたいなとか思っちゃう。また熱病にかかるかもしれない。
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