● ぼくは鉛筆を使わない大勢の大人の1人だったので,知りもしないし,興味もなかったんだけど,長さが半分のハーフサイズ鉛筆というのがあるんですねぇ。590&Co.(神戸にある文具店)のツイートで知った。
最近,少しだけ鉛筆づいているんだけど,ハーフサイズの方がいいと思う。最初から補助軸を使えるからだ。
● 補助軸というのは長さよりも太さを補うものだ。鉛筆の最大の弱点は細すぎることで,細すぎるから長時間の連続使用に向かない。
小学生の小さな手なら鉛筆でいいのかもしれないが,大人の男性には細すぎるだろう。中学生くらいから鉛筆を使わなくなり,シャープペンに移行すると思うのだが,それは細さを忌避するようになるのも一因なのではないか。シャープペンのメカニックに惹かれるからだけではないと思う。
● そこを補整するのが補助軸なのだが,適度に短くなるまでその補助軸が使えないのが,鉛筆の第2の弱点だ。
ハーフサイズはそれらの問題をまとめて解決する。キャップを付けた状態でペンケースに収納できるようにもなる。
なら,もっと普及しても良さそうなものなのだが,残念ながら鉛筆自体が大人の世界ではマイナーだからねぇ。
● ちなみに,590&Co.で販売しているハーフ鉛筆はトンボ鉛筆のもので,「芯はMONO 100の2B,頭付け有り,先付け無しという仕様」。価格は「ダース販売のみで1本110円(ダース1320円)」とのこと。
値段も半分ということにはならない。量産できない特注品だ。
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