● 野口悠紀雄『「超」AI整理法』で紹介されている音声入力。野口さんは“Googleドキュメント”を使っているそうなのだが,ぼくは“Keep”でやってみた。
なるほど,これは使える。音声で入力したのを音声で保存するのではなくて,テキストで保存してくれるんだから,しかもかなり正確にテキストにしてくれるんだから,スマホは口述筆記マシンにもなったわけだ。
もちろん,PCで校正をしなければならないけれども,元原稿がこれだけになっていれば,校正の手間はさほどではないと思う。
● 誰でもタダで口述筆記ができるようになっていたのか。いや,すごいことになっていたのだなぁ。ユビキタス・メモはこれで実現できる。これも野口さんが言っていた(書いていた)とおりだ。
ひょっとすると,これ,初めてワープロ専用機に接したとき以来の驚きかもしれない。あとは音声入力に慣れるだけだ。
● 講演で自分が喋ったことをそっくりテキストにしてくれるんだろうか。1時間以上の長丁場でも。だとすると,相当な福音ではないか。講演が終わったときには講演録ができあがっているのだ。すぐに校正してネットに上げることができる。
ま,ぼくが講演をすることはまずあるまいが,運転中に頭の中で長々と語っていることはある。スマホ用のピンマイクを買って(襟にとめられるやつがいい),脳内の独り言を口に出せば,スマホに伝えることは難なくできる。独り言を全部メモしておくこともできるわけだ。
● 紙のメモ帳は要らなくなったかもしれない。知らない間にずいぶん,世の中は変わっていたのだ。
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