2023年8月4日金曜日

2023.08.04 ダイソー鉛筆ホルダーの再利用

● 鉛筆ホルダーの中では理想形と考えているダイソーの樹脂製ホルダー。ホルダーに装着した状態でキャップをつけられる。
 これって,高価な製品にはあるんだけれども,普通に手が出る価格の補助軸にはなかなかないでしょ。キャップなしで鉛筆の芯をむき出しにしなくちゃいけない。

● キャップを別買いすればいいんだけれども,補助軸に装着した状態で鉛筆本体にキャップをハメるのはわりかし厄介。
 というのも,キャップをハメる余地を残さないくらいに,鉛筆本体を補助軸で包むからだ。
 補助軸にハマるキャップが欲しいわけだが,キャップとセットになった補助軸がなかなかない。

● 鉛筆の最大の弱点,したがって鉛筆が使われない最大の理由は,軸が細すぎることにある。これだけ細いと文字を書くには向かない。
 当然,勉強にも向かない。勉強嫌いの小学生を作っでしまう理由のかなりの部分が,鉛筆を使わせていることにあるのじゃないかと思っている。細軸の鉛筆を長時間使わされるのは拷問に近い。

● 太さを補う補装具が鉛筆には必要だ。このあたりのことは業界もわかつている。補助軸を要さない長い鉛筆には鉛筆グリップも用意している。
 そういった補装具を利用することによって,鉛筆を使いやすくすることができる。
 ダイソーのこの製品は太さもちょうどいい。というわけで,重宝していたのだ。

● が,樹脂製のこの製品には致命的とも言える弱点があった。耐久性に劣ることだ。
 鉛筆を装着して締めつけると簡単に本体の先端にヒビが入る。キャップも同じ。ネジ部分も樹脂なので磨耗が早い。弱い(安い)樹脂を使っていたのだろう。
 今は店頭から消えているのも,このあたりが理由だったのだろうか。

● 結局,今は伊東屋の補助軸にSeriaにあったビニール製のキャップを被せている。
 伊東屋が専用のキャップも出してくれることを願うや,切。

● ところで,使えなくなったダイソーホルダーの本体は,JUMBO鉛筆のキャップとして再利用できる。ただし,キャップとして使えるのはFABER-CASTELL の JUMBO に対してのみ。
 STAEDTLER と KOH-I-NOOR は FABER-CASTELL よりわずかに太いので,入らないんですよ。

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