2023年8月12日土曜日

2023.08.12 Hi-uni の10Bを使ってみた

● ヨドバシ(.com)でタンクと一緒に Hi-uni の10Bも買ってみた。10Bの書き味はどんなものなのだろうと思って。
 で,書いてみたんだけれども,10Bで日本文字を書くのはけっこう新線な体験になった。便箋に芯先を当ててまったく力を入れずに鉛筆を滑らせるだけで,字が紙に残っていくとはこれ如何。
 芯が粘土のように軟らかいのかと妄想してたんだが,さすがにそんなことはなく,ちゃんと硬い。

● B罫ノートに小さな字を書くのではなく,便箋や原稿用紙にある程度大きな字を書いてこそ,鉛筆の醍醐味は味わえるもの,なんですかねぇ。
 描くように書けば鉛筆は活きるのだ。そんな気がした。大げさに言えば鉛筆の可能性のようなものを感じた。少なくとも,鉛筆も捨てたもんじゃないことがわかった。
 いや,ぼくが知らなかっただけで,絵を描く人はとっくに気づいていたものなのだが。埼玉県では小学生に10Bを使わせる時間を設けていると聞くのだが,大人こそ10Bを使ってみて下さいよ。

● 手元にあった濃いめの鉛筆を集めてみた。が,STAEDTLER の4Bは濃いうちには入らんでしょうな。
 順番に使っていこう。トンボのMONO6B は Hi-uni10B に近いテイスト。便箋に大きめの文字を書くには好適。
 FABER-CASTELL の 8B~5B も使ってみたんだけどね。柔らかくないんだよね。硬いのよ。HBじゃねーのか,と言いたくなるほどに。
 8Bはともかく,7B〜5B の間に硬度差がない。芯の粒子も粗い。FABER-CASTELL の9000番は使えないという結論になりませんか。ダイソーで3本110円で売っている北星の4Bの方がずっといいぞ。

● パーフェクトペンシル マグナムの鉛筆は悪くないと思ったんだが。少なくとも,まぁまぁ使える。
 けど,9000番は何だこりゃという感じね。これがなぜ売れるのか説明して欲しい。わかる人はいないかね。
 STAEDTLER の8B〜5Bもあった。一度に全部は使えないから,これらは後日,試してみる。


(追記 2023.08.15)

● STAEDTLER の8Bは木炭チックだ。滑りが悪い。消しゴムで消そうとしても消えない。が,これはこれでありかなとも思う。
 この鉛筆は文字を書くためのものではありませんよ,軽く線を引くために使ってくださいね,と鉛筆自身が語っているという感じ。

● まぁ,しかし。軽く線を引くにしても,STAEDTLER より Hi-uni がよろしかろう。
 ドイツ製の鉛筆は国産よりさらに軸が細いので,市販されている鉛筆グリップが使えない。どうせ品質は劣るんだから,軸の太さくらい日本製に合わせろや,と思った。

● 他に,三菱鉛筆9000番の4B。ダイソーで3本セットで売られていたもの。
 三菱の9000番が3本で110円,ってどういうこと? 今は見かけなくなったけどね。

● こんなのも。メルカリかヤフオクで入手したもの。りぼん鉛筆の9800番4B。りぼん鉛筆というのがわならない。三菱がこのブランド名を使っていた時期があったんだろうか。
 図画用鉛筆とあるが,濃さや硬度によって用途を限定することもあるまい。

● しかし。りぼん4Bは使いものにならない感じね。相当古いものだと思うんだが,昭和半ばの頃はこういう鉛筆を学校の授業で使っていたのかね。
 この時代のものでもHBは問題なしという印象を持っているんだけど。

0 件のコメント:

コメントを投稿