サファリとコクヨCampusのコラボ,サファリ新色と測量野帳などの紙製品のコラボのコーナーがあった。東京では見かけなくなったもの(いや,まだあるにはあるけど)が地方に流れてきてる?
5月に,サファリ新色の測量野帳を買いにわざわざ伊東屋に行ったオレは何だったんだ(→ バカだった)。
トラベラーズノートもプロッターも,いわゆる学用品も,まずまず品揃えに漏れはない感じ。
● 東京に出た折りには,伊東屋をはじめ文具店詣でをするのを常としているのだけれども,地元の文具店で充分だよねということ。
福田屋には LoFT も入っている。LoFT はチェーン店なんだし,東京でも宇都宮でも変わらないのが当たり前といえば当たり前。
● 大方の需要は地方の文具店でも満たすことができる。売れ筋商品が品揃えの多くを占めることになるのは仕方がないし,東京の大規模店にしかないものは当然ある。
が,そうした大規模店でもAmazonやヨドバシ(.com)には叶わない。実店舗では品揃えには物理的な限界がある。地方の文具店で買えないものはネットで買えばいいやとなる。
● 唯一,東京と地方の差を感じるアイテムが能率手帳ゴールドだ。ぼくの知る限り,能率手帳ゴールドは宇都宮では上野文具本店に1冊だけ展示される。東京の丸善や伊東屋のように平積みになることはない(平積みになるのは,東京でも一部の店舗だけだけど)。
その1冊がシーズン終了までずっと同じ場所にある。売れないで残っているのか,売れたので補充されたのかはわからない。おそらく前者ではないかと思っているが。
能率手帳ゴールドのようなものは地方では売れない。売上げ全体の7割を東京圏で捌いているのではないか。
● が,能率手帳ゴールドもネットで買う人の方が多いのかも(名入れもしてもらえるしね)。地方でもね。ま,わからんけどさ。能率手帳ゴールドを使っている人をリアルで見たことはないので。
ともあれ,購入するということだけで言えば,都鄙の差はそんなにないと思う。
● けれども,実店舗の役割は売ることだけではない。磁場になる。人が集う場所になる。
その磁場力はどうしたって東京の方が強いが,地方にもたとえば上野文具のような磁場があって,じつは地方の磁場としては充分な役割を果たしているように思われる。地方の文具ユーザー,文具ファンの9割にとっては充分なのじゃないか。
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