手帳を複数使いするっていうのが理解できなかった。仕事とプライベートを分けるってこと? そんなことをしたらスケジュールミスが増えるだけだろ。
しかし,時代はぼくを置き去りにして進んでいたんですねぇ。手帳をこんなふうに使う時代なのか。
● 手帳の特徴は,日付けと曜日,時刻などが予め印刷されているところにある。したがって,どうしたってスケジューリングと結びつく。
該当する日付のところに予定を書いておくのが,プリミティブな手帳の使い方だし,いつの時代でもその使い方が手帳の肝心の要であるはずだ。
● でも,手帳の本質的な特徴とはあまり関係のない使い方が,色々と登場して市民権を得ているのだった。
日記を書くなんてのは手帳と親和性が高いが,それ,手帳じゃなくて普通のノートでいいんじゃね,と思うものもある。
が,YouTube 動画の彼女にしたら普通のノートではダメで,ほぼ日手帳でなければならない理由があるのだろう。
● こちらは,「じぃテレ」氏が使っているトラベラーズノートを紹介している動画。68歳にしてこのトラベラーズノート愛。
68歳で仕事の現役を張っているのもすごいが,飄々とした感じがいい。自然体で無理をしていない感じが。
こういう68歳なら,若い人たちも敬して遠ざけるなんたことをしないで,普通に付き合えると思ってくれるだろう。実際,若い人たちと対等に付き合えてるんじゃないだらうか。そういうところもなかなかすごいじゃないか。
● 年齢に関係なく,仕事をしている人は手帳やノートの複数使いに馴染みがいいんだろうか。ぼくは仕事でノートを使ったことなんてなかったダメダメマンだったが。
しかし,仕事に使うだけなら,こんなにたくさんのトラベラーズノートは要らんでしょうよ。これらのトラベラーズノートをすべて使うために,やらなくてもいいことをやり,わざわざ書かなくてもいいことを書いてないか。
● けれども,やらなくてもいいことを楽しそうにやっているように見える。なら,それがつまり遊びであって,人が楽しそうに遊んでいるのを傍からとやかく言うことはない。
68歳にとっちゃ安上がりの遊びだし,その効用はけっこう大きいように見える。68歳の男性に限定版はすべて揃えたいと言わせるのだから,トラベラーズノートは大したものなのだ。
● ぼくにはイマイチわからないのだが,トラベラーズノートは人を選ぶのだと思うことにしている。トラベラーズノートに選ばれる人と選ばれない人がいる。
ぼくは選ばれない側の人間だからよくわからないところがあるのだが,トラベラーズノートに選ばれてしまうとそれを拒むことはできないらしいのだな。トラベラーズノート沼に引きずり込まれて,それに抗うことはできないっぽいのだ。そうして,それも含めて楽しいらしいのだ。
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