2014年2月27日木曜日

2014.02.17 自分にしか公開しないブログ

● 14日の昼から雪が降りだし,その日の夕方から交通機関に影響が出始めた。ぼくが乗った電車も途中駅で止まってしまった。仕方がないので(っていうか,それをいいことに)その駅の近くの居酒屋で飲んじまった。
 ちょうどそのあたりから風邪かなっていう自覚はあったんだけどね。おかげでその後の2日間はほぼ寝て過ごすはめになった。
 こうなると,ルーティンがつまり生活そのものなんだなぁと思いますね。速やかにルーティンに復帰することが大事でしょ。

● 昔,Sidekick95というPIMソフトをいたく気に入って愛用していた時期があった。マイクロソフトがOutlookを出してから,消えてしまったけど。
 PIMとはいえ,スケジューラは使わなかった。何がよかったかというと,カード型データベースとメモ帳を同じような感覚で扱えたこと。
 データベースに載せやすいもの(たとえば,蔵書リスト)とそうではないランダムなメモを並行的に扱える感じが気持ちよかった。

● で,自分のブログを見ていると,そのSidekick95の感覚が甦ってくることがある。全体がひとつのファイルで,個々のエントリーをカード型データベース的に抽出できるような感じ,といいますか。当然,全文検索も可能。
 自然に自分が扱いやすい形でランダムなメモが溜まっていく。自分のブログの一番熱心な読者はたぶん自分だろうから,これは何より自分にとってありがたい。

● そこで。人さまにはお見せできないような文章もこんな形で整理できたらいいなと思った。Evernoteのようなクラウドサービスを使えばできるのかもしれないし,ひょっとするとFacebookを使っても可能なのかもしれない。非公開設定もできるんだろうから。
 でも待てよ。ブログそのものでできるじゃん。非公開設定はブログでもできるんだから。

● 15年も前になるけど,美崎 薫『TiPO・PLUS究極活用術』(工作舎)を読んだことがある。TiPO・PLUSっていうのは,たしかセイコーインスツルメントが出したPDAで,OSがBTRON。
 買うことはできなかったんだけど,BrainPadってのが謳い文句で,けっこう惹かれたものだった。
 「実身」「仮身」という言葉が使われていたけれど,要はリンク。自分が作った文書をどんどん溜めていって,相互にリンクをはっていく。それが一定数を超えると,ググッと創造力を刺激するみたいなことが書かれたいた(と記憶している)。

● 同じことがブログでもできるわけですからね(ブログじゃなくてもできるんだけどさ)。自分しか見ないんだから,うるさいくらいにリンクをはれる。創造力を刺激してくれるかどうかは別にして。

● うっかり誤操作をするかもしれないから,正真正銘,人に見られちゃまずいものは扱えないけれども,ちょっと恥ずかしいといった程度のものは,自分にしか公開しないブログにどんどんあげていけば,あとはブログ側がよきに計らってくれる。
 じつにどうも便利っぽい。クラウド利用そのものだしね。端末を選ばないし,ブラウザがあればいいんだし。

● というわけで,さっそく,試してみることに。

2014年2月17日月曜日

2014.02.17 Associe 2014年3月号-ひらめき脳は作れる!

編者 坂巻正伸
発行所 日経BP社
発売年月日 2014.02.10
価格(税別) 600円

● ひらめきの達人のご紹介が,内容のメイン。次の人たち。
 山田いずみ:女子ジャンプ競技コーチ
 麻生哲朗:CMプランナー 渡辺謙を起用したdocomoのCMを作った人
 殿村美樹:TMオフィス
 信藤洋二:資生堂宣伝制作部
 伊藤美恵:ワグ社長
 萩原史雄:赤城乳業マーケティング部
 北岡慶子:パナソニック・ビューティ・リビング事業部
 下遠野亘:スパイクワークス
 青井宏和:コクヨS&T
 遠藤 慎:キングジム
 岩原佳乃子:森ビル
 水谷健彦:JAM
 杉本真樹:外科医
 縣 俊貴:ヌーラボCTO
 イセオサム:ハロ/オモロキ
 新明 智:ウェルセルフ
 芳野泰崇:KAZASU
 秋元一彦:KAZASU
 池口龍法:僧侶
 三遊亭白鳥:落語家
 中川 淳:中川政七商店
 佐藤祐輔:新政酒造
 小椋道太:青二才代表
 生駒龍史:SAKELIFE

● それぞれが,企画の技法について語る。なるほどと思いながら読むことになるわけだけど,基本は四六時中そのことを考え続けるということ。そこから先は,流儀の問題という感じ。
 四六時中考えることをしないで,技法でどうにかなるかといえば,どうにもならない。

● ゆえに,「あなたにも,できる!」と題された技法解説の部分はパス。読んでもしょうがない。読むとしても,ナンセンス記事を楽しむつもりで読むものでしょうね。

● 第2特集は「ひらめき文具」。“ひらめきに一番大事なのは,スペック云々ではなく,「その文具が好きかどうか」”とあって,これが結論。
 とはいえ,面白文具がたくさん紹介されているから,ぼくはけっこう楽しめた。

2014年2月4日火曜日

2014.02.04 和田哲哉 『文房具の足し算』

書名 文房具の足し算
著者 和田哲哉
発行所 ロコモーションパブリッシング
発行年月日 2009.08.25
価格(税別) 1,500円

● ひとつの文房具に,もうひとつ,これを足すと使いやすくなるよね,っていう誌上プレゼン。だけど,その使いやすさを提唱するというよりは,組合せを考えることじたいを楽しんでいる感じ。

 好きというのはすごいものだ。1冊の本を作れてしまうんだから。

● 書店の雑誌コーナーに行くと,文房具はもうメジャーなジャンルとして確立していることがわかる。文房具好きの人が多いわけだ。
 が,その大半は浅く好きなんだと思う。好きが嵩じれば,読む側ではなく,書く側に回れるね。

● ぼくもごく浅い文房具好き。その由来を考えますとね,ぼくが子供の頃は貧しくてね。特に田舎ははっきり貧乏だったと思う。今,当時の田舎の平均的な暮らしをすれば,ほぼ確実に生活保護に該当するだろう。
 で,文房具なんてなかなか買ってもらえなかったわけですよ。だから,買ってもらうと嬉しくてねぇ。鉛筆1本が嬉しかったから。小学4年生のときだったか,円を描くためのコンパスを父親が買ってきてくれたときは,ほんとに嬉しかったのを憶えている。飛び跳ねたいくらいだった(実際に飛び跳ねたかもしれない)。
 文房具=贅沢品,というイメージが抜けないんですよ。贅沢品を弄ぶ喜びを感じているのかもしれないんですね。

2014.02.04 OZplus 2014年3月号-未来が変わる人生ノート

編者 上妻直美
発行所 スターツ出版
発売年月日 2014.01.28
価格(税別) 562円

● 実例(ノート)がいくつか紹介されている。たとえば,オリエンタルラジオの中田敦彦さんのノート。
 僕のノートはぐちゃぐちゃです。でも,ぐちゃぐちゃな脳みその中身を吐きだし,考えをまとめることこそノートを書く意味だと思っていて。
 服部みれいさん(マーカーマガジン編集長)のノート。
 自分を研究するためにノートを書き始めました。今の自分はどんな状況にあって,これからなにをしたいのか,どうなっていきたいのかなど,ノートを通して自身と丁寧に“打ち合わせ”をするんです。
● 次は,「未来ノート」なるものの特集。要するに,なりたい自分をイメージして書いておくというやつ。ここはパス。
 次は「日々ノート」。“かわいいものノート”とか“山ガールノート”とか“ヘアスタイルノート”とか“ヘルスチェックノート”とか,いろんなバリエーションが紹介されていて,女性のノートはたくさん遊びがあって楽しそうだ。用途にも書き方にも遊びが満ちている。女っていいなぁ,とちょっと思った。

● ぼくのノートや手帳は,用途こそ遊びだけれども,書き方は(したがって見た目も)きわめて事務的。早い話が,文字しか書いてないからね。黒っぽい印象。あとから読み返すキッカケになりそうなものが少ない。
 自分なりにノートで遊ぶ。それをもって最上とする。ということであれば,女性の方が男性のずっと先を行っているんでしょうね。

2014年1月31日金曜日

2014.01.31 舘神龍彦 『使える! 手帳術』

書名 使える! 手帳術
著者 舘神龍彦
発行所 日経文庫ビジュアル
発行年月日 2012.05.15
価格(税別) 1,000円

● ザッと読んでみた。総花的。特に参考になるところなし。

● こういうのはとんがっていた方が,読んでる分には面白い。必ずしも実用的でなくていいから。日経文庫だから,どこかに特化するような内容にもできないんだと思うんだけど。
 そもそも,仕組んで実用的にしたものって,かえって実用からズレたりする。そのズレって,大きくズレてればまだいいんだけど,微妙だとかえって気になるものでね。

2014年1月15日水曜日

2014.01.15 『人生が変わる! 手帳&ノート整理術』

編者 渡辺良保
発行所 学研パブリッシング
発行年月日 2013.11.05
価格(税別) 552円

● 読むところはそんなに多くないような感じ。主にはこちら側の事情による。つまり,手帳とノートについては,自分なりのスタイルができていて,それを変更する必要を感じていないから。
 だったら,こういうものを読んでも仕様がないんじゃないのってことなんだけど,この種のムックや雑誌にはついつい手がでてしまうんですね。いうなら覗き見趣味を満たさんがためですね。

● いろんな人がいろんな使い方をしている。それぞれ,工夫を重ねて現在に至っているんだと思うんだけど,置かれた環境(仕事,家庭,通勤方法,住んでるのは田舎か都会かetc)がみな違う。だから,サルマネをしたって仕方がない。
 それと,手帳やノートをどう使おうと,生活が画期的に変わったり,生産性が飛躍的に伸びたり,残業が大幅に減ったり,ってことはないんだと思うんですよ。ましてや,夢が叶ったり,願いごとが成就したりなんてのはねぇ。
 もしそういうことがあったんだとすれば,それは手帳やノートの使い方を変えたからじゃなくて,もっと別の要因があったんでしょうねぇ。

● 要は,楽しめる使い方を各自考えればいいんでしょう。最も優れた規範があって,いかにしてそれに近づくか,という発想じゃダメでしょう。
 徹底的に自己流でいいと思い決めることから始めるのが正解のような気がする。

● 野口悠紀雄さんが次のように言っている。これは片隅に記憶しておいた方がいいかも。
 本当に重要な仕事に向かうには,ほかの用件を排除する必要があります。だから,スケジューリングの最終目的は,重要な仕事ができるように一定期間の『予定表を真っ白にすること』です。つねに手帳に予定がびっしりつまっているのは,本当に重要な仕事をしていない証拠なのです。(p23)
 サラリーマンじゃそうはいかないよってことなんだけど,それでも心構えとしてはこれを捨てない方がいいと思う。

● 佐藤勝さんはノート1冊主義。「外務省のできる先輩たちもノートは1冊にまとめていた」そうだ。
 現在,使っているノートは125冊目ですが,急激に数が増えたのは拘置所に入っていたときです。512日間の拘留期間で62冊のノートを消費しました。(p92)
 呆れるほどに勉強したらしい。拘置所は勉強するのに最適な環境なんでしょう。っていか,すごいね,この人。

● 佐藤さんは次のようにも言う。言われてみれば,あたりまえのことなんだけど。
 速読の場合,該当する分野に関する基礎知識が身についていることが前提となります。基礎知識が欠如していれば,速読以前に専門書を読むことはできません。(p95)

2014年1月10日金曜日

2014.01.10 メモやノートはアナログがいいか,デジタルがいいか

● 高校生のときから日記というか日誌を書く習慣があった。大学ノート(後にB5ルーズリーフ)にボールペンか安い万年筆で書いてたんだけど,ワープロが登場してからは,なんのためらいもなく,デジタルに移行した。以前の手書きの分もスキャンしてパソコンのハードディスクに格納した。
 こういうのって,溜まってしまうと,かさばるし重いし。デジタル化が究極の整理法だと喜んでいた。
 以後,自宅にはノートもペンもないという生活を長期にわたって続けた。パソコンさえあればいい,っていうね。

● けれども,昨年4月をもって日記を書くのをやめた。なぜって,読み返すことが絶無だから。書いてる時間が無駄だと思えてきて。
 こういうものは書くこと自体に意味があって,書いた後の活用(?)なんてのは端から考えなくてもいいのかもしれないけどね。

● その代わり,A6サイズのノートを持ち歩くようになった。日記というのではなく,とにかくその場その場で頭に浮かんだことを書きつけている。備忘録あり,出納メモあり,会議録あり,明け方に見た変な夢を書いたのもあり,人には言えないような類いのメモもあり。
 パソコンに入力すると,ブラックボックスに入れたようなもので,まず見返すことはないものだけれど,ノートだと見るともなく目に入る機会が増える。なるほど,これが手書きの効用かなぁと思っている。

● もうひとつ。たとえば頭に来たことを吐きだしてスッキリしたいっていう場合,キーボードよりも紙にペンで書いた方が,吐きだしきれるような気がする。
 機動力においても,紙のメモ帳はパソコンやスマホをしのぐ。サッと使える。待たされることがない。
 自由度も高い。どう使おうとかまわない。文字の大きさも好きなように変えられる。線を引いたり,矢印で結んだり,マルで囲んだり。
 スマホの手書きアプリじゃ小さなメモしか書けないけど(使ったことがないので想像で言っている),紙のノートならたくさん書ける。

● けれども,問題はやはりブツとして溜まってしまうことだ。ノートは無印良品の「開きやすいノート A6・横罫・96枚」にコレクトのカバーを付けて使っている。だいたい3ヶ月で1冊使う感じ。1年で4冊になる。あとどれくらい生きるのかわからないけれども,ひょっとすると100冊になったりするかも。
 これ,あまり嬉しくない。早い話,こんなものを残されたら,遺族が迷惑する。読まれちゃ困ることも書くかもしれない。死ぬまでには処分したいけれども,ヨレヨレになってしまったら,そんなこと憶えてられないかもなぁ。

● そもそも,保存する価値があるかどうか,われながら疑問でもあるんだけど,こういうものはどうしたって即時処分はできないわけでねぇ。
 というわけなので,もう一度,デジタルに戻そうかと考えることもある。

● そのときに使うアプリは「Google Keep」にしようと決めている。っていうか,このアプリがあるからデジタルに戻そうかと考えたってところもある。
 スマホだったら,外付けキーボードをBluetooth接続して,「Google Keep」に書いていく。
 しかし,ま,現状ではアナログ維持でしょうね。

● パソコンにしてもスマホにしても,原始的にしか使っていない。パソコンについていえば,もっとも多く使うソフトは,Windowsに付録でついてくる「メモ帳」だ。テキストエディタとして,ぼく的にはこれで充分。
 で,アレなんですよ,パソコンとかスマホをビシバシ使い倒しているオレ,っていうのを演じてみたいっていうのがあるんですよね。そういうスタイルを味わいたい,っていうね。幼稚というか馬鹿というか。

● デジタルでやっているとアナログが良く見え,アナログでやるとデジタルがよく見える。アナログとデジタルの棲み分けっていうか,両方のいいとこ取りをすればいいじゃないか,っていうのは,しばしば言われることだ。
 けれども,ぼくは,デジタルにするんだったらすべてデジタルにしちゃいたいタイプ。そのために少々の不便は我慢しますよ,と。
 
● ちなみに,ソフトとかアプリに関しては,Googleと心中しようと思ってますね。それでは,個人情報の一切をGoogleに預けることにならないかっていうことになるんだけど,市井のパンピーにすぎないぼくの個人情報なんか,洟もひっかけられないでしょうよ。Googleはもちろん,そんなものに興味を持つ法人や個人がこの世にいるとは思えない。
 統計上のサンプルのひとつとして扱われることはあるのかもしれないけれど,どうぞ勝手にお使いくださいってなもんだな,そんなのは。
 それに対して,Googleが提供してくれているサービスの恩恵は計りしれない。謹んで使わせていただきたいと思っている。