● 本店は京都。東京だと新宿と丸の内にもあるらしいんだけど,北関東に住む者としては,上野駅構内にあるANGERSが圧倒的に馴染みが深い。っていうか,ここ以外は行ったことがない。
● 決して広いとはいえない店内。多いとはいえない品揃え。にもかかわらず,この店に入ると豊穣さに包まれる。いくらでも長居できそうな気がする。
セレクトの妙味ということになるんでしょう。
● ここで感じる豊穣さを分析したくなるんだけど,ダイスキンとPreppyをメインにしているぼくのような人間には,雲をつかむような作業になる。
同時に,そうであっても,つまりダイスキン+Preppyの300円システムを使っていても,この豊穣さに位負けしないようでありたいとも思いますな。
● 置いてある商品のひとつひとつを取りあげれば,格別変わったこともない。いや,zeitVektorのレポートパッドやSILVINEのノートカードは,余所ではあまり見かけないか。
zeitVektorを展開している会社って,名前からしてドイツの企業かと思ったんですけど,レイメイ藤井という日本企業なんですね。輸入販売してるわけじゃないんでしょ。自社生産でしょ。
コクヨとかマルマンといった大手のほかにも,綺羅星のごときメーカーが日本にはあるんですなぁ。
● zeitVektorブランドで情報カードのジョッターも出ているんだけど,それは置かれてなかった(あるのに気づかなかっただけかもしれない)。Webサイトで確認した限りでは5×3カードのジョッターだ。2,000円。
伊東屋でコレクトのメモパースを買ったばかりなんだけど,その倍の値段でこちらが買えるんだったら,こっちの方が良かったかなと思ってるんですけどね。
● SILVINEのノートカード。これは使い方を選ぶかな。
厚手のカードをノートのように綴じてある。といっても,簡単に元から切り離せるようになっている。糸で綴じているわけではないし,ロディアのようにミシン目から切り離すのでもない。
ということは,切り離したくないときにも離れてしまう可能性があるか。
● ポケットに入れるには厳しい大きさだから,鞄に収納するしかない。とっさの時にサッと書けるか。
が,魅惑的なルックスではある。華奢な日本人より,でっかい手と太い指の欧米人が持つほうがシックリきそうだ。
● モレスキンのようなノートに取りつけるためのペンホルダーやペンクリップが各種。前からあるんだけど,実用性に疑問があるので,買わないでいるもの。
でも,実用品として見ないで,単独のオブジェとして机のうえに置いておけばいいのかも。
● ラミーのサファリ,リーガルパッドホルダー,ほぼ日手帳ウィークス,カバー付きのロディア。たいていの文具店にもあるものだ。が,買うならここで買いたい。
問題は,ここに置かれているときのそれらのたたずまいと,買って帰ったあとに眺めることになる様子が,同じ商品でも,だいぶ違ったものになりそうなことだ。
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