2021年11月27日土曜日

2021.11.27 K.Itoya の手帳売場を見る

● 伊東屋。入口のとこに銀座各店の測量野帳のワゴン。6冊買っている。使うのはいつになるか。
 文具店は基本的には商品を並べておいて,お客さんが買いに来てくれるのを待つという,受け身の商売にならざるを得ない。中には外商部を持って,法人に営業をかけるなんてこともあるのかもしれないが,営業コストの元を取れるのかどうか。

● が,このワゴンを見ると,陳列で攻めているなという気がする。正直,限定野帳の中でも強気な値段設定だと思うのだが(生産数量の関係上,そうならざるを得ないのだろうかな),買いたくさせる力がある。
 陳列の前に,表紙のデザインや色使い,箔押しの丁寧さがあってのことでもあるか。

● G.Itoya の1階を通り抜けて,K.Itoya に移動。こっちの伊東屋の方が,ぼくは好きなんですが。具体的に欲しいものが決まっているとき,改装後の G.Itoya に行くと何階に行けばいいのか考え込んでしまうことがあるのではないか。
 改装前は年配の女性をけっこう見かけた。文具を買うなら伊東屋と決めていて,昔から伊東屋でしか買ったことがないし,これからもそうだという風情を漂わせているお婆さんたち。改装後は見かけなくなった。

● この時期だけ,K.Itoya の1階と2階が手帳売場になっている。海外製を含めて,初めてお目にかかる手帳がいくつもある。俳句手帳(KADOKAWA)や吟行日記(博文館)なんてのまである。初めて知った。
 ビジネス手帳というのが適当かどうかわからないが,高橋やNOLTYのほかに,生産性手帳や三菱総合研究所など,他所ではまず見かけることがないものが揃っている。どこにでもある高橋かNOLTYでいいんじゃないの,という気はするけど。

● 海外のものも。英国のレッツももちろんあった。数種類。他にも多数。けど,国内で普通に使うんだったら,国産手帳がいいでしょうよ。外国のものって,妙に作りが甘い気がするんだよね。強面のチャラ男っていうかさ。
 というわけで,手帳選びならここに来るのが話が早い。ただし,システム手帳は別のとこにある。
 ぼくは手帳は1冊主義だし,来年の手帳はすでに購入済みなので,何も買わなかったんだけどね。

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