2019年8月14日水曜日

2019.08.14 スキャンするのは破棄する決断を先送りするための方便でしかない

● 明日は月に一度の古紙回収の日だ。ので,今夜は溜まっているコンサートのプログラム冊子や文具のカタログを片っ端からスキャンしまくった。
 全部ではないが,だいたいキレイになった。明朝,まとめてゴミステーションに持って行ける。

● スキャナは偉大な書類イーターだなぁとあらためて思うね。紙の内容をそのまま保持して,質量ゼロに転換してくれるのだ。究極の書類整理法だ。
 しかし,スキャンしたものを見返すことがあるかというと,これが極めて稀。

● スキャンするというのは破棄する決断を先送りするための方便でしかないのかもしれない。おそらく,破棄するのが正解なのだと思う。

● 人間には何でも溜めたがる癖があるのだと思う。溜めこむのが自然で,パッパと捨てるのは自然に反する行為なのだ。だから,捨てるためには自然重力を振りきれるだけの跳躍力が必要だ。
 そいういう大変なことをしなくてもすむようにしてくれる,便利きわまる機器が文書スキャナなのだ。

● 百年生きたとしても,人の一生なんてどうせ短い。短いんだからあまりメモリアルなんてのを作らない方がいい。保存対象を増やしすぎないことだよね。
 それが跳躍力を使わずに書類を溜めないことに通じる,たぶん唯一の方法だからだ。

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