2019年8月1日木曜日

2019.08.01 人はコクヨより出でてコクヨに帰る

● ぼくが子供の頃は,文具の多くはコクヨ製品で,したがって必然的にコクヨ野郎になるしかなかった。非コクヨ製品を持っていると,田舎では注目を浴びることができたのだ。非コクヨ=ハイカラ,だったのだ。

● 学校を終えて社会人になると,ノートは使わなくなる。そうじゃない人もいるだろうけど,それでも学生時代に比べれば,使用量は大きく減るだろう。
 何も持たずに空身で出勤するのが格好いいとされたいたときもあるのだ。鞄も持たず,たぶん財布だけ上着の内ポケットに入れて。

● で,実際にそういう人がいたのだ。山口瞳『新入社員諸君』を読むと,そのあたりの消息を窺えるかもしれない。
 システム手帳もPCも影も形もなかった頃の話。今,それをやったらどうなるか。

● ともかく,社会人になると学生時代のような勉強はしなくなる。ノートも使わなくなる。
 使わなくなるんだけども,その範囲で何を選ぶかといえば,ぼくは積極的にコクヨ野郎になりたい。ダイスキン野郎のあとはコクヨ野郎になって,コクヨ野郎のまま死んでいきたい。
 今使っているモレスキンのあとは,いったんコクヨ野郎になってみるか。A6CampusをSYSTEMICに挟んで使ってみるか。

● ところで,測量野帳のクリアカバーは宇都宮ロフトで買おうと思う(あれば)。そのとき,クリアカバーのみを買うというのもな。抱き合わせに何を選ぶか。
 野帳にしろCampusにしろ,Amazonでまとめ買いするのが一番安い。リアル店舗では何を買えばいいかな。

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