2020年8月12日水曜日

2020.08.12 嵐の前の静けさ(?)

● お盆準備の買い物のためにジョイフル本田に来た。相方の実家の墓がこの近くにあるので,掃除もして行こうと思う。

● 福田屋のインターパーク店も覗いてみた。ここは同じフロアに上野文具とLoFtがあるので,覗き甲斐があるのだ。
 今は特にこれといったこともないんだけども,上野文具にもLoFtにも,そろそろ大きな模様替えの作業が待っている。手帳売場の拡張だ。
 もうすぐ来年の手帳がドッと出てくる。最も売れるアイテムだろう。売場は一気に戦場ムードになるのではないだろうか。

● 来年の手帳はこれと決めている人もいるだろうし(年配の男性はだいたい今年と同じものをチョイスするだろう),現物を見て良さそうなのがあれば今年はそれに替えてみようと考えている人もいるだろう。
 ぼくも中高年男性に属するロートルなので,基本,手帳は替えないタイプ。ずっとBindexを使ってきた。手帳も百均でいいかと思って,百均の手帳を二度ほど買ったことがあるんだけど,二度とも使うことのないまま,BindexのNo.011(週間レフト)を継続使用してきた。
 来年は見開き2週間のNo.031に替えるつもりだけれども,Bindexの外には出ない。というか,24時までの時刻メモリが入った見開き2週間タイプは,ぼくの知る限りではBindexのNo.031しかないようなので。

● 仕事を辞めたら手帳も簡単なものでいい。ウィークリーは要らない,マンスリーで充分だろうと思っていたが,これは間違いだった。退職後は現役のときよりもたくさん書ける手帳の方がいいと思う。
 というのは,24時間365日を自分の好きなように使えるとなると,記録しておきたいことが増えるからだ。人の都合に合わせる必要がない,人の都合によって予定が変更になることもない。完全に自分主体。そうなると,記録しておきたくなるものなのだ。
 手帳は予定管理のためにあるものではないという,あたりまえのことが感得されるようになる。

● 日付と曜日が予め印刷されている手帳を使うことで,世の中を統べる時間の流れに流されることができる。毎日が日曜日だと,今日が何日なのか何曜日なのかを失念してしまいがちになるのだが,それがいいことだとは思わない。
 いずれは否応なくそういう状態になるのかもしれないとしても,そうなるまでは時間感覚は世間のそれに合わせておいた方がいい。そのためには手帳を使うのが一番の対策になる。

● 間欠的に,紙ではなくデジタルにした方がいいんじゃないかという思いに捉われる。お忙氏は紙の手帳を使うしかない。特に組織の一員であるサラリーマン諸氏は,デジタルで仕事とプライベイトを回していくことは難しいのではないか。
 その点,毎日が日曜日の引退組はデジタル手帳でOKだと思うのだけども,結局は紙にとどまることになる。ずっと紙の手帳で来ている惰性と保守性のゆえだと言われると,反論するのは難しい。

● パラパラとめくれること。縦にも横にも書けること。色を変えるのもデジタル操作より面倒がないこと。「貼る」ができること。しかも・システム手帳なら「貼る」がいくらあっても対応可能であり,日付との紐づけが維持できること。
 といったメリットがある。それを上回るメリットがデジタル手帳にあるか。検索できる,10年分でも20年分でも質量ゼロで保存可能,ということなのだが,トータルでどちらが勝るかといえば,現状ではやはり紙の方かな,と。

● 何年も経ってから検索するなんぞ,そうそうあることじゃない。書くことそのもの,書いてから数日間の活用(参照)が,手帳を使うということの最も大きな部分になる。
 やはり,紙が勝る。キーワードは自由度の高さということになるだろう。

● ともあれ,各種入り乱れて, ちょいとそこのおメガネさん,私を買って,と誘ってくる時期になる。文具店や書店の文具売場が最も華やぐ時期が来る。
 近年はその時期が長引く傾向にあるので,最後は間延び感も出るのだが。

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