2020年8月4日火曜日

2020.08.04 96枚ダイスキンは消えた?

● 宇都宮のベルモールに入っているダイソーには,ダイスキン(旧来型の)は1冊もなかった。トナリエ4階のダイソーには80枚の黒ダイスキンはあるが,96枚のはない。おそらく,96枚ダイスキンは消えたのだと思う。

● ダイスキンの存在感が際立っているのは,モレスキンとの対比においてだ。モテスキンと同じ判型,ハードカバー,ゴムバンド,96枚の中紙,横罫はB罫。
 ほぼ同じスペックで,モレスキンの2,000円に対して100円。しかも,品質や個品のバラつきのなさは,モレスキンよりダイスキンが上。つまり,モレスキンのダメさ加減がダイスキンを押し上げていた。

● ダイソー版のトラベラーズノートはおそらく泣かず飛ばすなのではないかと思うのだが,これは本家トラベラーズノートが価格に見合った品質を備えていて,廉価版のダイソー・トラベラーズノートを同じ土俵に立たせないからだ。
 ダイスキンにとって幸いなことに,モレスキンは品質管理がおそろしく杜撰だ。ダイスキンの名声(?)はモレスキンあってのものだった。
 新型ダイスキンは64枚であったり,A罫であったりする。それでは,モレスキンはモレスキン,ダイスキンはダイスキンという受けとめ方になりそうだ。

● ダイソーのノート展開は,ハードカバーだけれどもゴムバンドなし,正規A6サイズ,縦長サイズなど,ハードカバーノートに限っても,多彩な展開になっている。
 ダイスキンを特別扱いするような気配はない。旧型ダイスキンを廃番にするとしても,そのことに脱モレスキンというほどの構えはないだろう。

● そうした中で,旧型ダイスキンはソォーッと退場したということ(いや,退場したわけではないのかもしれないのだが)。
 数ヶ月前に無印良品のA6「雑記帳」を買ったことがあった。未ざらし,半ざらしとも,32枚で39円。96枚ダイスキンはそれよりも安かったのだ。ハードカバーの表紙に挟んで製本し,ゴムバンドとスピンまで付けて。

● 店舗の棚にあった場合は,流通在庫の可能性が高い。もれなく全部買っておいた方がいいかもしれない。ぼくはこれ以上ダイスキンの在庫を増やすつもりはないんだけど。
 が,その流通在庫を見かけることがもうないかもしれない。

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