2020年8月19日水曜日

2020.08.19 ダイスキンはあまり動いていない?

● 宇都宮トナリエ4階のダイソーに。Seriaではすでに来年の手帳のコーナーが設置されているのに,ダイソーはまだのようだ。
 王者は慌てないのだ。ゆっくりと急ぐのだ

● ダイスキンの売場を見る。旧型ダイスキンは80枚の黒がひっそりとある。たぶん,6月に入荷したものが残っているのだと思う。つまり,あまり動いていないのではないか。
 新型ダイスキンも同じ。これはどういうわけだろうか。以前のダイスキンブームは去ったのか。あるいは,ダイスキンブームなんて最初からなかったのかねぇ。

● ダイスキンはモレスキンとの対比で注目されてきた。形状はモレスキンをパクったものだが,価格は20分の1で品質はほぼ互角かダイスキンがやや勝るというところが,注目される理由だったと思う。モレスキンの価格に対するあまりの質の悪さが,ダイスキンの名声(?)を生んだ。
 そのダイスキンがあまり動いていないとすると,モレスキンもまた動きが鈍くなっていたりするんだろうか。

表側
● 新型ダイスキンの新しいのが出ていたので買っておいた。カバーが布製。A罫で64枚。
 ところで,旧型と新型は何が違うのか。ぼくが勝手に分けているだけなのだが,一応,整理しておきましょう。
 旧型というのは,ダイソーが最初に出したモレスキン似のノートのこと。それがいつ出たのかは知らないけれど,2012年にはすでにあったと思う。黒,赤,黄,橙の4色。白もあったらしいんだけど,ぼくは見たことがない。

裏側
● 判型はB6,A6,A7の3種。ただし,A7を目撃したことは,ぼくはない。B6といいA6といっても,正規サイズでないことはご存知のとおり。モレスキンのラージとポケットに合わせている。
 B6は72枚,A6は96枚。A6はモレスキンポケットと同じ枚数を確保していて,まったくモレスキンと同じ仕様。唯一,ダイスキンには紙ポケットがない。

● ダイスキンには横罫しかない。B罫だ。モレスキンは無地,方眼,横罫と揃えているけれども,横罫はB罫なので,ダイスキンはそこもモレスキンに合わせてきている。
 ちなみに,ネット界隈では,ダイソーに方眼のダイスキンを出してくれという要望が多かったが,ダイソーは「アンタら,寝言は寝てから言いな」的に無視し続けた。

旧型ダイスキン
● 当時,ダイスキンは供給が不安定だと言われていて,見つけたら買っておいた方がいいよと言われていた。かつ,理由は知らないけれども,ぼくがダイスキンを知った時点で,黒が払底していた。
 ので,黄と赤と橙を見つけ次第買っておく的なことをしていたんだけど,黒よ出ろ,とずっと思っていた。というのは,ダイスキンは表紙の色に関係なくゴムバンドは黒なのだ。黄色の表紙に黒のバンド,橙の表紙に黒のバンドは,やっぱり合わない。モレスキンはさすがに表紙の色とゴムバンドの色は合致しているわけで,これが表紙が黒なら問題は消滅する。

今は亡きB6ダイスキン
● その黒が復活したのは2014年の今頃だった。黒いダイスキンを売場で見つけたときは,歓喜雀躍,あるだけ全部買った。
 ただし,この際,B6は黒だけ60枚になっていた。A6は96枚のままだったんだけど。この後,B6は他の色のも60枚になり,そしてB6そのものが店頭から消えた。
 A6も黒は80枚になった。その状態がずっと現在まで継続しているんだけども,どうやら96枚ダイスキンを見ることはなくなっているので,96枚ダイスキンはもう消えたのだと思う。80枚の黒もひょっとすると流通在庫だけになっているのかもしれないと思う。

新型ダイスキン
● それに代わっているのか代わっていないのかは知らないけれども,従来にはなかったダイスキンが登場してきた。表紙が大理石調だったり木目調だったりするやつ。
 出るたびに一応買い揃えたつもりなんだけど,写真のごとくだ。A7サイズも新型で復活した。
 特徴は,罫線がA罫であることと,中紙が64枚であること(ただし,例外もあって,写真の下段の2冊はB罫だ)。もうひとつ,表紙とゴムバンドの色が揃っていることだ。
 それ以外は変わらない。どちらもメイド・イン・チャイナだし,紙質も同じだ。じゃぁ新旧とも同じものでしょ,区別する実益があるの,と言われれば,あまりないかもしれない。つーか,ないな。

● 新型ダイスキンには,ぼくはそそられない。2013年頃の見つけ次第ダイスキンを買い漁っていた(?)のと同じ物欲を,新型ダイスキンに覚えることはない。
 ダイスキンはすでにタップリと消費してきて,なおかつタップリと在庫が残っているのが,その理由かと思うんだけども。

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