2021年10月9日土曜日

2021.10.09 銀座伊東屋を覗いてみる

● 銀座伊東屋。「AMAZING GINZA」測量野帳のワゴンが再び入口のところに登場。7月1日に6冊ほど買っている。追加購入はしなかった。
 税込み660円ほどするので,メルカリで1,200円で売ってやろうとでも思うのでない限り,そうそう面白がって買えるわけでもない。

● 買わないくせに一緒に置いてあったシールは1枚もらってきた。本田亮さんのイラスト。全銀座会の発行。銀座は2年間に渡るコロナ禍で痛撃を受けた典型的な街だ。盛りあげようという機運が銀座の中から出ているのだろう。
 これしきのことで銀座が沈むことはあり得ないが,個々の選手交代は避けられない。そうして総体としての銀座は銀座であり続ける。

● 10階で「システム手帳サロン」が開催されている。サロンといっても,システム手帳について語り合う場というわけではなく,手帳本体やリフィルを大々的に販売する場なのだろう。今年で5回目になるらしい。
 行かなかった。10階まで上がってしまうと,降りるのが面倒だ。上りのエスカレーターはあるが,下りはない。
 来年のリフィルも購入済みだし。今年も使っている Bindex の No.031 を来年も使うつもりだ。手帳は1冊主義だから,「サロン」に行ったとて何を買うあてもない。

● もう30年以上,綴じかシステム手帳かの違いはあれ,能率手帳を使ってきている。良くも悪くも,手帳の書き方,使い方は固定している。
 すっかり固くなってしまったゴムのようなものだ。誰かのアドバイスや誰かの使い方を見て修正するという柔軟性はもう失っているだろう。手帳の使い方を誰かと語り合うなんてこともできそうにない。
 K.Itoya でも1階と2階を手帳売場にしているらしいが,こちらも覗かず。

● 以前は,文房具は伊東屋以外のところでは買ったことがないし,これからもない,という風情のお年を召されたご婦人方がかごを持って商品を物色しているのを拝見することがあったのだが,最近はその光景を目にすることがなくなった。もう,神に召されたのか。
 伊東屋の改修後は,そうした古くからのお客さんに引導を渡すことになったと思わぬでもない。

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