むしろ,ジョイント工法が一般的になっていて,伝統的な製法で作られたのは贅沢品になってるんじゃないか。
● いや,ジョイント工法でいいんだけどさ。ジョイント工法と伝統的な工法で書き味に違いが出るとは思えないのでね。
よほど精巧な触覚を持っている人ならば,ジョイント工法だとちょっと硬く感じるよ,とか言うのかもしれないけれども,鉛筆の書き味はほとんどは芯に依存する。工法の違いによる差がもしあったとしても,芯の違いに吸収されて,それを識別するのは不可能だ(と思う)。
● はっきりと貼り合わせがわかる鉛筆の方が,使っていて何となくホッとするところはある。ぼくだけのことではないと思う。
あれは何でだろう。子供の頃に使っていた鉛筆がそうだったから? それもあるのかもしれないけれど,ジョイント工法というのがよくわからないからだとも思う。
● 言葉で説明されればなるほどそういうものかとなるのだが,ではその製造過程を具体的にイメージできるかというと,ぼくの頭脳ではなかなか難しい。
いろんな形の木材を上手くつないで,そこに芯のための一本の直線の溝を掘るというところが,どうも上手くつながらない。バカでごめん,と言うほかないんだが。
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