● 先月でやっと,エトランジェ ディ コスタリカ の re-Collection Pocket を使い終えて,今はダイスキンに戻ってホッとしているところだ。ホームに戻ってきたような気分なのだ。
けれども,昨日のことなんですけど。メルカリを見ていたら(つまり,時間つぶしをしていたわけなんですが),その re-Collection Pocket が2冊で750円で出品されていたんですよ。
文具店で買うと900円(+税)なんですよ。それが2冊で750円。しかも,送料込でこの値段。
● えぇ,ポチッと行っちゃいましたよ。安さに惹かれて。
買う理由が安いからというのは最もよろしくない。欲しいのか欲しくないのか,必要なのか不要なのか。そこをよく考えて,結論が前者なら値札を見ないで買え。後者ならどんなに安くても買ってはいけない。
と,奥さんに偉そうに言うことがあるんですよ。ほんと,偉そうに。それなのに,自分は何なんだ,このテイタラクは。
● ポチったのは昨日の午前9時だったんですが,今日の午後には品物が届きました。速ッ。Amazon並みに速いぞ。大したものだな,出品者。
re-Collection Pocket を使い始めた3月にもネットで確認したんだけども,すでに製造終了になっているんですよね,このシリーズは。念のために,今日もググってみたんだけども,生産が再開されたなんてことはない。流通在庫もないらしい。
● 特に,カバーに挟んで使うタイプのノート(表紙がソフト)は,安価で人気があったっぽいのだが,一部の好事家の間にとどまっていて,あまり売れなかったんだろうか。
だとすれば,その最大の理由は罫線がC罫だったことだと言いたくなるのだけど,横罫の他に方眼も無地もあったわけだから,そんなのが理由のはずもない。
● 販路を拓けなかったのなら会社ごと消えているはずだ。会社は残っているのだから,そういう理由でもないのだろう。
この分野(モレスキンと競合する分野)はレッドオーシャンなんだろうか。つまり,モレスキンポケットのサイズでモレスキンタイプのノートをぶつけることは,無謀なことなんだろうか。
モレスキンが売れているのを見て,ではわが社もと参入しても,モレスキンの牙城をなかなか崩せないという状況なんだろうか。
● 何せ,モレスキンは世界で一番売れているノートらしいから。ひとり,ダイソーのダイスキンが気を吐いているということなんだろうかな。モレスキンを崩すには価格が20分の1という大きなインパクトが必要なのか。
いや,ダイスキンでもモレスキンの勢いに棹さすところまでは行っていないんでしょうねぇ。
● モレスキンタイプのノートはロディアも出しているけど(ぼくも1冊持っている。まだ使っていない),メモパッドほどの認知は得ていない。
ロイヒトトゥルムもモレスキンをはるかに凌ぐ品質なんだろうけど,さて,モレスキンの背中が見えているのかどうか。
● という状況を見ると,この土俵には上がらずに,別の場所で勝負するのか正解なんですかねぇ。
だとすると,高価なだけで,他には何も取り柄がないモレスキンが,いつまでも残ることになるんですかねぇ。
● せめて日本では,安価なのにもほどがあると言いたくなるダイスキンをビシバシと使っていって,モレスキンに品質向上と品質管理の実行(事後の個品検査ではなくて,事前の生産工程の適正化)を促したいものですなぁ。
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