● コクヨが自分だけの測量野帳を作れるというサービスを始めたそうだ。1冊1,100円でオリジナルデザインの表紙にできる。しかも,1冊から発注できる。
野帳本体は税込み231円ですよ。でも,けっこう人気らしい。世の中,進んでいるんですねぇ。
● このサービスを利用する人は,あんまり書かない人でもあるのだと思う。ヘビーユーザーだと月に2冊の野帳を使い切る人もいるのじゃないか。
そういう人は,一番安いレギュラー版をカウネットで買っているだろう。20冊,30冊単位で。それだと税込み150円で買えるうえに,送料が無料になるから。
それ以外にお金をかけることはしないだろう。あるいは,したくてもできないだろう。
● 野帳を1年使う手帳(マンスリー)にしている人もいるようだから,そういう人の中にもこのサービスを利用する人がいるかな。ヘビーユーザーであっても,その中の一部をオリジナルデザインにしておきたくなることがあるのかもねぇ。
しかし,まぁ,総じて言えばライトユーザーがやりそうなことだよな。限定版をコレクションするのが趣味の人もいるっぽいから,そういう人も乗るかもしれないね。
● と,そういう人をおちょくるような書き方をしているけれども,そうするのがいけないことだとは全く思わない。児童,生徒,学生ではない大人が,仕事ではなくてプライベイトで文具を使うというのは,それにどんな理由や事情があるにせよ,煎じ詰めるとそれで遊んでいるのだと思うのだ。だからこそ,ずっと文具フリークでいられるわけだよね。
かく申すぼくもそうだ。ぼくは安いダイスキンやPlaisirを使うことが多いんだけど,安かろうが高かろうが,それで遊んでいるのだという自覚はあるつもりだ。何か立派なことをやっているとはさすがに思っていない。
● つまり,遊んでいるという点では,どちらも同じ座標点にいるわけだ。遊び方に規則はない。好きなように遊べばいい。
のだけど,これに1,100円を投じることができるというのは,ケチ根性の自分には考えられないなぁと思ってさ。そういうサービスを始めることにしたコクヨもさすがだなぁと思ってさ。
0 件のコメント:
コメントを投稿