2024年12月18日水曜日

2024.12.18 伊東屋イートンペンシル

● 先代の伊東屋イートンペンシル。これもいい鉛筆ね。すでにここでも言ってますけど。
 ツヤ消しの黒とツヤありの黒。ぼくが持ってるのは,この2種だけ。本数は58本。どっからでもかかって来いや。

● 木軸まで黒の染料を染み込ませたロメオ No3 を冠した鉛筆もあったが,芯はイートンと同じっぽかったな。
 何本か持っておりますよ。こういうのは使ってから死にたいものですよ。

● 現在のイートンペンシルは,印字が ITO-YA から Helvetica に変わっただけで,同じ佇まい。
 それ以外に軸に印刷された文字はない。硬度標記もない(だからHBだろう。少なくとも,HBのつもりだろう)。
 High Quality だの General Writing だのといった,余計な情報を載せていないのが高級感につながる。

● 個人生活にも通じますな。高級感に包まれて過ごしたければ,豪邸に引っ越すとかブランド品を揃えるとかじゃなくて,不要品を大胆に捨てるだけでいいのかもよ。
 筆記具,本,ミニカー,フィギュア,洋服,バッグ,靴などなど,愚にもつかないコレクションや,安かったからという理由で買ったガラクタを処分することから。
 ぼくは,その種の高級感は要らんので,そんなことをする気はないけどね。

● ちなみに,イートンペンシルは丸軸で,三菱鉛筆やトンボ鉛筆の軸より細い。北星の現行品と同じくらいだ。
 そのままデフォルトで使うのは,少なくともぼくには少々辛い。クツワの “ぷにゅグリップ” をかませるか,貫通式の補助軸を装着するのが吉かと思う。そういうことを面倒だと感じる人は,避けたほうがいいかもしれない。
 が,大方の人は,デフォルトで使うことに不都合を感じないと思う。

● 硬度標記がないわけだが,まぁ,HBだろう。が,HBにしては軟らかい芯だ。濃さもHB以上にある。
 この点でも北星に似ているので,北星のOEMじゃないのかと思っていたのだが,ネットをググる限りではそうではないらしい。

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