2024年12月2日月曜日

2024.12.02 天神 LoFt

● 福岡に来た。最初にやったことは天神 LoFt に行くこと。福岡のご当地野帳があるんじゃないかと思ってね。
 福岡市立博物館と九州国立博物館にはそこでしか買えない野帳がある。それは事前に調べがついている。それ以外にLoFt でも扱っていたようなのだが,果たして今も残っているのか。

● ともかく,行ってみないことには始まらない。というわけで,行ってみたんだけども,いや,驚きましたよ。LoFt にではなく,福岡の街に。
 LoFt 自体は渋谷や銀座などの大規模店を知っているので,驚くことはなかったんだけれども,地下鉄駅から LoFt が入っている「ミーナ天神」に行くまでの間,人の多さと通路の都会的な造作にビックラこいた。北関東の田んぼの村の住民には頭がクラクラするほどだった。

● 前日は川崎(日中は東京)に,その前日は仙台にいたのだが,こんな祝祭空間は見たことがない。
 この人口の稠密さは何事であるか。平日の昼間なのだぞ。銀座はもっとガランとしているぞ。

● それはともかく。ご当地野帳はなかった。
 というか,測量野帳はレギュラーの SKETCH BOOK のみで,LEVEL BOOK は置かれていない。“野帳 Yacho Business” もなし。

● でも,まぁ,いくらでも時間を費やせる。寺西化学工業のガラスペンにミミックのコーラルにそっくりのがあったりね。
 クリスマスセールの最中だから,色とりどりのメッセージカードやレター用品も溢れている。

● 買わないけどさ。ガラスペンを必要とする局面が結局ない。セーラーの hocoro なんかもね,使えたら素敵だと思うんだけれども,やはり自分が使う局面は浮かんで来ない。
 ノートに文章しか書かないんだから,紙と鉛筆があれば事が足りてしまう。それ以外の筆記シーンを作れないと,使う筆記具は広がっていかない。
 色遊びもしそうにない。インク沼は太陽系外に住む人類たちがハマっている沼だくらいに思っている。

● そのノートと鉛筆は売るほど在庫を抱えてしまっている。買わない客というのは,店側にしたら迷惑なものだろう。
 こっちはいくらでも時間を過ごせるんだけども,向こうにしたらシッシッと追い払いたくなるだろうよ。


(追記 2024.12.04)

● 2日後,また行ってみましたよ。ひょっとしたら,ご当地野帳は別の売場にあったんじゃないかと,してはいけない期待をしてね。
 ありませんわ。再入荷の見込みもないものでしょ。

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