2024年12月3日火曜日

2024.12.03 福岡限定の測量野帳を買う

福岡市立博物館のロビー
● 昨日から福岡に来ている。今日は福岡市立博物館に行った。展示を観るためではなくて,用があったのはミュージアムショップ。
 ここでしか販売していない限定柄の測量野帳を買うためね。ありましたよ。1冊500円(税込み)。2冊購入。
 メルカリに2,000円で出してる人がいるんだけど,少ぉしボリ過ぎかもしれんね。

● 市の博物館の最寄駅は市営地下鉄の西新。西新と書いてニシジンと読む。京都の西陣とは名付けの謂れはまったく違うと思うけどね。
 博物館までの間に,県下の俊秀が集うのであろう県立修猷館高校があり,西南学院があり,市立西新小学校がある。博物館の先には市の総合図書館もある。
 文教地区になっているのだと思うのだが,文教地区の香りはあまりしない。普通の市街地の趣だ。ここに限らず,文教地区ってたいていそうではあるんだけどさ。

● 駅からの通りには「サザエさん通り」と名付けられている。何でサザエさんなんだと思いきや,その由緒はちゃんとあるんでした。
 ただ,由緒があるにしても,安直にこういう名を付けてしまうことには,少々鼻白む思いを抱いてしまう。各地にある富士見台とか希望ヶ丘と同じで,恥ずかしくないのかと思ってしまう,ぼくはタイプなのだ。

● 博文館の構内にはこんな立て札も。ホームレス諸兄姉の憩いの場所になっているのかもしれん。
 大目に見てやれと思わんでもない。聖俗は同居しているのが自然な形だ。博文館が聖かどうかは置いといてさ。

九州国立博物館の威容
● 続いて,九州国立博物館。太宰府天満宮の隣にあるので,天神から西鉄に乗った。
 ここでも展示などには目もくれず。ぼくなんかが見たところで,歯型も残せないしね。
 ここでも限定柄の測量野帳2種。さすが国立。市よりも安い385円。2冊ずつ購入。天満宮も素通りしてホテルに帰着。

● 天満宮から博物館まではエスカレーターと動く歩道で結ばれている。立派なものだ。
 が,博物館まで行く人はあまりいないようだ。これらの施設が虚しく感じられる。財務省はよく予算を付けたものだ。

● 素通りと言っても,境内を横切るわけだから,賑わいは味わってきた。寄付受付箱がいくつも置いてある。これだけの観光神社なのだから,維持管理にはお金がかかる。
 それぞれの箱に百万円ずつ入れて歩く自分をイメージした。そのイメージが叶うことを太宰府天満宮のために願いますよ。

太宰府線にはこういう列車も
● 太宰府に来るのは,今回が2度目。一度目は30年以上前のこと。そのときは,さだまさしの「飛梅」が脳内にこだましたのだが,今回はそんなこともなく,脳内は至って静かなものだった。
 ここでも観光客の主体はインバウンドの外国人。東洋系が多い。韓国,台湾,香港,中国,タイあたりだろうか。インバウンドはありがたいものに違いないのだが,何だかなぁと思わされることも多いだろう。受け入れる側には,ハッキリとは言いにくい困ったことを抱えているだろうと拝察する。

二日市から天神に向かう普通列車
● 西鉄の天神(福岡)駅から太宰府までは,片道420円。二日市で乗り換えるわけだが,便数は多いので移動に特段の問題はない。
 レトロな電車も走っている。太宰府に用がなくても西鉄電車に乗ってノンビリと電車移動を愉しむのも,全然アリだと思う。

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