編者 清水茂樹
発行所 枻出版社
発行年月日 2010.11.20
価格(税別) 1,500円
● ユーザーや生産者のインタビュー記事もあって,楽しく見ていける。ぼくが知らなかったノートや手帳も(当然ながら)たくさんある。
こういうのって,東京まで出て行けば実物をみることができるんでしょうね。けれども,田舎ではそうはいかない。本物の絵画は見に行けないから画集で我慢する的な感じ。
● といっても,ノートと手帳に関しては,良くも悪くもぼくのスタイルは固定している。手帳は能率手帳のシステム手帳版(Bindex NO.011)。ノートは百円のダイスキン(こちらは,無印の「開きやすいノートA6」になったり,コクヨのCampusになったり,セリスキンになったりすることもある)。
あわせる筆記具は,手帳にはハイテックCコレト(黒,赤,緑,青の4色を使用)。ノートにはプラチナのPreppy。200円の万年筆ね。
これ以外のものを使うことは,当分ないと予想。
● 福澤諭吉の「西航手帳」が写真で紹介されている(p7)。「縦書き,横書きが混在し,日本語,オランダ語,英語,フランス語,ドイツ語,ロシア語,ポルトガル語など様々な言語で書き込んである」。
すごいですな。しかし,そういうことよりも,紙面からある種の風格が立ちあがっている。諭吉の手帳だとわかって見るから,無意識に風格を作りだしちゃっているのかもしれませんけどね,こちらが。
● 成蹊大学の塩澤一洋さんが,本書にも登場している。ここでは測量野帳のユーザーとして。縦開きで使用。道具を自分にひきつけて使っている。
こういうふうに使えるようになりたいなぁと思わせる。
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