2014年9月2日火曜日

2014.09.02 モレスキンを使い終えた

● モレスキンを使い終えた。使い始めたのは6月28日だったから,2ヶ月ちょっと。シグノとのコンビ。
 ある程度使っていると,自分の分身になってくる。自分の埒のない愚痴も黙って聞いてくれるし,とりとめのないお喋りにもつきあってくれるわけだから。

● ただ,自分の分身になってくれるのは,どんなノートでも同じだ。ダイスキンもそうだ。ノートの問題じゃなく,自分の使い方の問題。

● 使ってみてわかったのは,モレスキン・クオリティーはごく普通の大衆品レベルだということ。これで1,700円というのは,モレスキン社なのか中間流通業者なのかは知らないけれども,少々ボッタクリが過ぎる。
 アマゾンで300円台で販売されたことがあったらしいのだが,そのくらいがおそらく妥当な価格ではないか。

● 日本は目の肥えた消費者が待ちかまえる,世界で一番厳しい市場ではなかったのか。
 なのに,この製品がこの価格で受け入れられているとは不思議なことだ。

● 実地に体験して,たいしたことないとわかったのは収穫だ。使っておかないと,モレスキン礼讃記事を読んで,そんなにいいものなのかとあらぬ空想をして,不毛な時間を過ごすことになったかもしれないから。

● モレスキンを使うことは,この先,二度とないと思うけれども,良くも悪くも有名なブランドだし,一度は使ってみるのも悪くはない。
 悪くはないという話であって,ぜひ一度は使ってみた方がいいということではまったくないので,念のため。

● 気分としては使い終えてホッとしている。なにせもらっちゃったんだからね。使いきらないと,くれた人にも正義が立たないからね。
 ちゃんと使ったからねぇ。いい体験をさせてもらったよぉ。もう要らないよぉ。

● 明日から“ダイスキン+Preppy”の300円システムに戻る。これが身の丈に合っている。身の丈に合っていることが最も重要なのであって,はみだしていたり寸足らずだったりするのは,快適さを損なう。
 場合によっては身の丈を延ばす努力も必要かもしれないけれども。

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