2019年11月24日日曜日

2019.11.24 新井直之 『執事の手帳・ノート術』

書名 執事の手帳・ノート術
著者 新井直之
発行所 文響社
発行年月日 2017.11.21
価格(税別) 1,280円

● 何よりの特徴は,紙の手帳とデジタルカレンダーを併用していること。紙の手帳は手帳としては使っていない。これなら手帳じゃなくて普通の(薄い)ノートでいいんじゃないかと思った。
 紙の手帳はやめて,Googleカレンダーにしようかなぁと,また思ってしまった。影響を受けやすいタイプなのだ。

● 以下に転載。

 仕事の効率も質も上げていくには,常に自分が主導権を握っていることが大切です。これには,人の予定に振り回されず,自分本位で予定を立てるといういことも含まれます。(p29)
 私は,ノートは断然,「手書き」でとることをおすすめします。その理由は,大きく分けて3つあります。1つ目は,手書きだと「ノートを取りながら情報を整理できる」からです。(中略)パソコンでとるノートは,一見,かっこよくて効率的なようでいて,じつはとても非効率なのです。(p36)
 2つ目の理由は,手書きのメモが,相手によい印象を与えるからです。(中略)3つ目の理由は,手書きでノートをとると,その打ち合わせの記憶がよみがえりやすいからです。(p40)
 打ち合わせのノートは,「文字量が少ないほど質が高い」(p58)
 目指したいのは,「あとから見返してうっとりするようなノート」ではなく,「打ち合わせの内容がしっかり整理され,重要なことだけがはっきりわかるノート」をとることです。そのために,使う道具は最低限に絞ることをおすすめします。(p67)
 おそらくノートの9割は,あとから振り返りません。(p82)
 ビジネスシーンでは,見た目をきちんとすることが,一緒に仕事をする人に対する礼儀です。身なりはもちろんですが,使う道具の見た目にも気を配りたいものです。(p90)
 予定はすべてカレンダーアプリで管理しています。というのも,カレンダーアプリに予定を入力し,通知機能をオンにすると,自分の望む時間に,秘書のごとく,リマインドしてくれるからです。これは,紙の手帳にはない魅力です。(p156)
 仕事を究極的に効率化するひとつの手段が,自分の中で細かくデッドラインを設けて,カレンダーアプリに入力する,ということなのです。(p158)
 本来は「予定」を書くものであるカレンダーに「振り返り」も書くようにすると,カレンダーが,セルフマネジメント力を向上させるツールにもなります。(p168)
 予定を入れると充実感が増すものですが,仕事の効率も質も上げていくには,いったん入れた予定を削っていく,という発想も重要です。(p177)

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