2019年11月28日木曜日

2019.11.28 Googleカレンダーの誘惑

● 来年はダイソーのシステム手帳リフィルを使うつもり。百円で充分。で,実際そうなると思うのだが,いっそ紙の手帳はやめてGoogleカレンダーに移行しようかとの迷いも残っていてね。

● Gメールから直接,Googleカレンダーに予定が書きこまれるじゃないですか。こういうのを見ると,デジタルって凄いなぁと思うんですよね。
 大晦日にホテルを予約した。予約確認メールが届いた。それがGoogleカレンダーに登録される。地図も料金も一切合切がGoogleカレンダーで確認できる。

● これはアナログではあり得ない切れ味の鋭さ。やっぱりGoogleカレンダーを使うかなぁ,と。スマホから予定を入れるのはけっこう面倒なのだが,一度,パソコンからやってみるか。
 ただし,イマイチのめり込めないのは,この便利さを必須とするほどの,リマインダーで通知してもらうことをありがたいと思えるほどの,シリアスな予定を抱えることはないからだ。紙で充分。

● でも,本当に忙しい人もやはり紙に行くのではないかと思う。いちいちスマホで入力なんてやってられないのではないか。
 ので,デジタルを使うのは暇人か,何らかのポリシーを持ってそうしている人に限られるような気もする。

● とはいえ,気になりますな,Googleカレンダー。単なる手帳ではなく,オッと思わせるような独創的な使い方をしている人がいるんだろな。Gメールをデータベースソフトにしている人がいるように。
 そうした使い方をまとめたサイトがないものか。少し探してみるかと思って,YouTubeにあがっている動画なんかをいくつか見てみたのだが,これといったものはないようだった。

● ググると,Googleカレンダーで日記を書いている人もいる。しかし,そういうまとまった文章をかくのなら,Keepを使えばいいではないかと思う。
 Keepとカレンダーは連携できるのではなかったか。Keepのメモをカレンダーから見ることができたはずだ。

● ぼくがやりたいのはそういう大げさなことじゃなくて,ちょちょっとメモすることなのだ。予定と連携したメモではなく,ほんとにちょちょっとしたことをカレンダーに直書きしたいのだ。したくなることがあると思うのだ。
 そう思うのは,紙の手帳でそうしたことをしているからだが,どうも紙の手帳のアナロジーでしかGoogleカレンダーを捉えていないのかもしれない。

● Keepとカレンダーの合わせ技で,手帳とノートを兼ねることは問題なくできそうだ。1つのアプリで完結させるんじゃなくて,合わせる,併用することを考えた方がいいんだね。
 Googleカレンダー以外にカレンダーアプリを入れて広告に悩まされる必要はない,ということ。Keepと併用して,目障りな広告のない落ち着いたデジタル環境を確保した方がいいもんね。

● でもね。メモを書くというのがGoogleカレンダーを使う理由になるのかという問題。つまり,メモはTwitterで録れているではないかということ。
 写真を添付できるメモ帳なのだ,Twitterは。新聞記事もスキャンして添付できる。注釈を付けておけるスクラップブックでもある。
 こんな便利なメモ帳があるんだから,あらためてGoogleカレンダーでメモを録る必要はないんだな,実際のところは。

● 書くのはやっぱり手書きの方がいいような気がする。キーボードを使うより身体性が濃いというかね。
 キーボードを使うのはまとまったあとだな。モヤモヤしている段階ではあくまで手書きがいい。極論すれば,パソコンは清書マシン。
 モヤモヤ段階からキーボードで断片を打ちこむというか,頭に浮かんでは消える断片を吐きだすこともできなくはないけれども,手で書くより上滑りしやすいかもしれない。

● 結局,GoogleカレンダーもKeepもメインで使うことにはならないかもね。っていうか,ならない。
 紙のノートと紙の手帳が相棒で,そこからTwitterに上げるもの,さらにブログにするものを拾っていく感じ(直にTweetすることは多いけど)。
 そうして,デジタルにするものはデジタルにして,ノートは消しこんでいく(デジタルにした部分に斜線を引く)。今までもそうしてきたし,これからもそうしていくだろう。
 そういう理屈というか言い訳で,人は変化を避けていくのかもしれないんだけどね。

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