● 高島屋の新館5階に行くと,ますズターバックスが目に入る。広くゆったりとした座席の配置だ。コロナ対策でそうしているのではなく,そんな対策など必要としないほどに,普段からゆったりと配しているとぼくは見たが。
なので,さすがは日本橋,さすがは高島屋的な,セレブっぽい風情を醸しているわけですよ。
● ところが,ググッと近づいてみるとね,お客さんは普通のアンチャンやネーチャンでね。
パソコンの画面を見せて,なにやら商談中の人もいましたが,一番多いのはスマホを眺めてボーッとしている人。良くも悪くも普通の人たちだ。
遠景と近景はだいぶ違いますねぇ。何やらホッとしたっていうかさ。
● さて,このフロアに「TOUCH & FLOW」が入っているっていう情報を得ておりまして。情報源はどこかの雑誌の文具特集だったと記憶しているんだけども,この記憶はわれながらあてにならない。
「TOUCH & FLOW」とはいかなるショップかというと,「デザインフィルが手掛ける大人向けな文房具店」ということ。デザインフィルといえばトラベラーズファクトリーも手がけている。東京駅にあるトラベラーズファクトリーには何度か足を運んだ(といって,ぼくはトラベラーズノートのユーザーではないのだが)。そのトラベラーズファクトリーとどう違うのか。
● トラベラーズファクトリーは丸太小屋的な感じ。対して,「TOUCH & FLOW」は小洒落た小さな別荘といったところか。
トラベラーズファクトリーはトラベラーズノートがメイン。「TOUCH & FLOW」でも店内のいいところにトラベラーズノートが並べられているが,それが売場の過半を占めることはない。
● 「TOUCH & FLOW」のオリジナル(と思われる)商品もある。“TODAY”という商品名のダイアリー。単一ではなく,いくつかのフォーマットがある。手帳的なのと日記的なのと。
しかし,トラベラーズノートのダイアリーとも競合するわけだ。PLOTTERもライバルになるわけだろう。この分野はレッドオーシャンなのかもしれないねぇ。
● 「TRAVELER'S TIMES」もあったので,1部もらってきた。フリーのPR紙といってはいけない。フリーだし,PRも含まれているんだけれども,読むに値する記事が満載なのだ。
で,読み始めたんだけど,あれ,これすでに読んだな。2019年8月に出ている。待てよ,ということはもうこのPR紙の発行はやめてしまったのか。
と思ったのは,ぼくの早とちりで,「TRAVELER'S TIMES」は年に一度の発行なのだった。もうすぐ最新号が出るのだろう。
● 藤沢にも店がある。その湘南店は蔦屋の湘南T-SITEに入居しているらしい。なるほど,デザインフィルと蔦屋は目指す方向が同じかもしれない。
同じだから競合するのかとも思うのだが,蔦屋は自社でノートや文具は作っていなかったか。
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