● 鉛筆だけは50年経っても壊れることがない。部品の一部が毀損することも,インクが乾いて書けなくなることもない。
時々,軸割れが起こることがある程度だ。
● しかも,古い鉛筆がけっこう残っていて,メルカリなどで安価で手に入る。実需をはるかに超えて製造されたのだろうな。
ボールペンなども同じだったに違いないが,50年前のボールペンは書けなくなっている。あるいは,材質的に劣化が早く,長くは残れないのでもある(例外はある)。
ボールペンはそういうものだから,容赦なく破棄された。
● 鉛筆だけが特異で,何十年も前に製造された鉛筆が今でも問題なく使える。それも鉛筆の魅力の1つに数えていいかもしれぬ。
懐古趣味がある人に最も相性のいい筆記具は,おそらく鉛筆であろう。
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