2024年6月13日木曜日

2024.06.13 コロナ鉛筆

● 先達にはとうてい及ばぬが,千本に近い数百本の鉛筆が手元にある。が,ぼくはコレクターではない。
 ぼく程度の者がコレクターを名乗っては,世のコレクターを侮辱することになってしまう。その程度の自覚はある。

● 全部使うのは当然,無理だ。描くならともかく,文字しか書かないのであれば,かなり書く人であっても鉛筆の消費量は月1本だろう。
 1年間で1ダース。10年間使い続けても,わずか120本しか使えない。千本もあった日にはどうにもならん。

● そもそも,買ったモノをすべて使おうとは考えないのがコレクターというものだ。使用価値以外の価値をそこに見出すから,コレクションという行為が成立する。
 この点からしても,ぼくはコレクターてはあり得ない。

● それでも,メルカリで昔の鉛筆の出物を眺めていると飽きることがなく,面白いように時間が過ぎていく。
 コロナ鉛筆の7008がダース400円で出ていたので,ポチってしまった。いいんだか悪いんだか。

● そのコロナ鉛筆が今日,届いた。㈱千葉商店という会社のノベルティだった。
 それゆえ,製品情報は鉛筆本体には印刷されていないのだが,ダース箱が付いてきたので(中身がダース箱のとおりだとすればだが)製品情報も充分に附属している。

● 1本だけあった赤鉛筆のマークに既視感があった。子どもの頃,使ったことがあるかもしれない。
 が,既視感自体が脳が捏造したものかもしれず,使ったことはないかもしれない。

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