2024年6月27日木曜日

2024.06.27 メモ魔は偉い,尊敬する

● メモする人,特に自分の内部からやってくるものをキチッと言語化して残せる人は,どんな分野に進んでも必ずひと角の人物になると思う。
 アイディアというほど大袈裟なものてはなくても,ふと浮かんできたこと,思いついたこと,「そうだ,あれをやらなきゃ」というようなことでも,サッとメモする習慣を身に着けた人は,大きな伸びしろを得た人だと思う。

● たとえば,RHODIA No11 をいつも忍ばせておいて,メモをとる人。メモ魔に徹しきれる人。
 尊敬しますよ。ぼくはダメだったが。

● そういう人への憧れ,自分もそうなりたいと思っていたことはあって,そのための道具はいくつも買っている。
 RHODIA No11 とそのケースはもちろん,名刺型と5×3カード用のジョッター,ダイゴーのジェットエースなど,名の知られたモノは買った。

● 買うだけなら誰でもできる。問題はそれを使うかどうか。東大の赤本を買うのは誰でもできるが,それを使って東大に合格できる人はそんなにいない。
 それと同じことね。ぼくは買うだけの人だった。

● RHODIA やジョッターをサッと出して,ササッとメモするというシーンに自分を置いて,その自分に憧れるといった態だったのかもしれない。
 そういう自分が自分のアイドル? 何だかねぇ。

● 結局,それらを持ち歩いた日数の合計は10日に満たないと思う。メモする以前に,そのための道具を持ち歩くことができなかった。
 それはなぜかというと,持ち歩いている日に,何もメモすることが浮かばなかったからだ。何だかねぇ。

● それやこれやなので,小さなメモ帳を持ち歩いて,メモ魔を貫けている人には,心からなる敬意を評するにやぶさかではないのだ。

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