三菱のジェットストリームの Lite touch ink。パイロットのフリクションシナジーノック,レイメイ藤井のザラザラ下じき。
● 「既存のジェットストリームが,なめらかさ,書きごたえ,インクボテなど絶妙なバランスで作られているので,ちょっと何かを足すだけでバランスが崩れてしまいたす」との開発者の声を紹介している。素人でもわかりやすい部分だね,これは。
「ジェットストリーム開発時,社内では,“滑り過ぎる” という意見もありました」とも。官能に関するものは,微細なところで意見が割れる。ジェットストリームは滑り過ぎるという意見はユーザーの中にもあると思うが,結果は誰もが知っているとおりだ。
● 外海君子さんの連載「ニューヨーク文具レポート」。今回は,日本製文具はニューヨークでも大人気で売れてますよ,という内容なのだが,BLACKWING の話から入っている。
それによると,BLACKWING は,エバーハルト・ファーバー → ファーバーカステル → サンフォード → カルフォルニア・シダー・プロダクツ・カンパニーとメーカーが変わったのだと説明されている。ファーバーカステルが BLACKWING を作っていたとは知らなかった。勉強になりすぎる。できれば,こういう勉強はしたくないが。
● 「鉛筆マニアの中では,トンボ鉛筆の2558 HB,三菱鉛筆の Hi-uni のBに(BLACKWING は)相似しているだのといろいろ論争がなされている」そうだ。
ニューヨークではそうなのか。トンボの2558にねぇ。
● ニューヨークでも「日本の鉛筆の優秀さは,文具ファンの間ではよく知られている。信頼のおける筆記用具のサイトによると,三菱鉛筆9800とトンボ鉛筆の8900の評価が高」いそうだ。「三菱鉛筆の Hi-uni は,スムーズで首尾一貫していて完璧すぎ! という評もあった」とのこと。
ただし,ニューヨークでも「鉛筆はたぶんあまり使う人がいないせいか,オフィス製品のチェーン店は,どこもベーシックなものを少し置いてあるだけ」らしい。だったら,ここまて鉛筆を引っぱることもなかったろう。今回は良いネタがなかったのか。
● 「MARK'STYLE 麻布台ヒルズ」が紹介されている。オープン間もない頃に行ってみた。パイロット万年筆の博物館でもある。が,それなりの知見を備えていないと,これだけのリソースを楽しむことはなかなかできまいと思った。
キャップレスも一度も使ったことがないような,ぼくごときでは中々に厳しいものがあった。行ったのはその1回だけで現在に至る。
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