2024年6月16日日曜日

2024.06.16 女児用の学童鉛筆を手にして

● 小学校低学年の女児が持っていたのであろう,学用品の鉛筆を手にできるのも,メルカリのおかげであります。ありがとうございますです。
 ロリコン趣味というのは全然ないんだけども(ないつもりなんだけども),そういうモノは「これを買ってもらった女児は,今頃,どんな人生を送ってるんだろう」と,妄想を刺激してくれる。いっとき,空想に遊ぶことができる。

● 普通にオバサンしてるに違いないんですよ,それはね。メルカリに出したのが本人であれば,さほど賢くもなく,さほどリッチでもない,普通のオバサンになってるでしょ。
 本人の親御さんが出品したのであれば,本人は高校生か大学生ですかねぇ。どこにでもいるような,これといった取り柄もない,ルックスも十人並みの,普通のお嬢さんだろうなと思うんですよ。進学校に通って,東大を狙っているなんてことはないと思うんですよ。

● けれども,空想遊びはそんなものを悠々と跳び越えて,シンデレラ世界を描くわけですよ。現世は意外性に満ちているわけですからね。
 これを筆箱に入れて,さらに筆箱をランドセルに入れて毎日小学校に通っていた可愛らしい女の子が,さて今はどんな大人の女性になっているのか。

● これ(右の写真)は通常の鉛筆より短めのリボン鉛筆と,もっと短い占い(?)用の鉛筆。
 坂本文具㈱がリボン鉛筆を展開していたのはけっこう前になるのだろうから,その頃に小学生だったとすると,立派なオバサンにおなりだろうと,とりあえず考える。
 子育ての最中なのか,ご自身の趣味や嗜好を追求するのに余念がないのか。

● リボン鉛筆の絵柄を見ながらね,思うんですよ。
 こういう少女絵,鉛筆に描かれた自分と同年齢の少女の弾けるような表情,を毎日見ながら,彼女はいったいどんな夢を描いていたのだろう。

● 小学生になってしまうと,この世の苦界が始まる。彼女も例外ではなかったはずだ。
 どんな夢を描いて辛い渡世をうっちゃろうとしていたのだろうか。

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