● 手持ちの筆記具をザッと確認した。0.9㎜シャープが5本ある。うち,プラチナのプレスマンが2本。2㎜シャープが2本あって,他に1.3㎜が1本ある。0.5㎜なんか数えるのがイヤになった。
ボールペンではジェットストリームとシグノが多数。サラサも何本か。万年筆は買いためておいたPreppyが数本。パイロットのエリート万年筆。外国製の万年筆やローラーボールも箱に入ったままのが数本(2桁に近い数本)。
● 大半は安物なんだけど,どうするんだ,これ。使うあてなんかないぞ。筆記具はプレジールしか使ってないんだから。
ちなみに,プレジールで使うためのカートリッジインクも大箱で買っている。プレジールしか使わないとしても,死ぬまでにこのカートリッジインクを使い切れるんだろうか。
● まったく使わないのも何なので,この中から北星の「大人の鉛筆」とコクヨの0.9㎜シャープを職場に持ちこむことにした。
北星「大人の鉛筆」は,宇都宮駅ビルに入っている八重洲ブックセンター宇都宮店が文具の扱いを始めたときに,ご祝儀代わりに買ったもの。2㎜芯の鉛筆型シャープペン。軽いのが特徴。
● 仕事で書類のチェックに使ってみよう。今の仕事は昨年4月から担当しているんだけども,ずっと三菱のユニホルダーを使ってきた。ユニホルダー自体も数本持っていて,長らく死蔵を続けてきたものだ。やっと出番ができたと思って喜んでいたんだが。なおかつ,ユニホルダーで何の不便もあるわけではない。
が,ちょっと仕事のやり方もマンネリ気味なので,道具を変えることによって目先の景色をいじってみようか,と。
いや,それは後付けの理屈で,要は北星鉛筆の出番を作ろうということ。これって,文具雑誌で取りあげられることも多い。まったく使わないまま終わるのはもったいない。
● コクヨの0.9㎜シャープは「Campus Junior Pencil」というもので,Seriaで買った。北星もそうだけど,使うあてがないのになぜ買うかという話だ。100円だからいいという発想は最もよろしくない,と自分を叱りつけたい気分だ。
こちらは,職場に持ちこんだところで,これに使うということもない。いつも作業台の上に出しておいて,走り書きのメモにでも使うことになるだろう。
● 困ったことに(いや,決して困ったことではないのだが),100円の製品でも普通に使っている分にはまず壊れない。「Campus Junior Pencil」は世界に冠たるコクヨの製品だ。オール樹脂だけれども,握りの部分にはかすかに弾力があって,絶妙に使いやすい。
走り書きに向いている。0.9㎜だから芯が折れる心配がない。速度ものる。芯は2Bが好みだ。このくらい柔らかい方が,いっそうスピードを出しやすい。
● 問題は走り書きのメモってあまりしないってこと。たいていはノートを開いてプレジールで書いちゃうからなぁ。
伝言メモくらいだろうかなぁ。とにかく,職場に置いてみよう。
● というわけで,この2つを仕事に使ってみた。結果・・・・・・
北星「大人の鉛筆」は1日で退役させることにした。書類をチェックするときは,ペンを紙にあててグイッと力を加えることになる。「大人の鉛筆」がそれに耐えられないわけではまったくない。のだが,芯をガッと咥える形になるユニホルダーの方が安心感があるのだ。ユニホルダーはやや重いんだけれども,この安心感には代えられない。
「Campus Junior Pencil」は意外に使うことが多い。チェックした書類は訂正箇所があれば修正テープとボールペンで直していくのだが,副本の方をこのペンシルで直すのだ。
昨日まではそれもユニホルダーでやっていたんだけども,さすがに0.9㎜の方がきれいに直せる。つまり,ユニホルダーは芯を削らないで使っているので。
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