● 昨日,ダイスキンを1冊使い終えて,A6の黒ダイスキンは残り6冊になった。そのあと,黒以外のA6ダイスキンと同サイズのノートが10冊程度ある。
それを使い終えたあとは,B6ダイスキンが30冊かそこら控えている。それらをすべて使い終えたあと,いよいよSYSTEMICにCampusと薄いマンスリー手帳を挟んで使えるようになる。
● ので,鋭意,ダイスキンを使っていかなければならないのだけれども,久々に別なのを1回挟んでみることにした。
無印良品の「開きやすいノート」。これも在庫が5冊ある。一度使ったことがある。
● 表紙が硬いところがいいと思って購入したんだっけな。まとめ買いしたのは,消費税が5%から8%になった頃。消費税が上がったのに,税込みの商品価格は変わらずだったことを憶えている。たしか,西武本川越PePeに入っている,無印のお店で買った。
といって,このノートはすでに販売終了になっている。後継になりそうなのは「フラットに開くノート」「滑らかな書き味のノート」くらいだろうか。表紙の硬さにこだわる人にはどちらも不満かもしれないけれども,かといって「滑らかな書き味ハードカバーノート」は「開きやすいノート」とは別種の高級ノートの趣がある。
● ところで。この「滑らかな書き味ハードカバーノート」のA6ではなく,91×160㎜サイズの方は,モレスキンを使っている人にも充分な代替になると思うんだがなぁ。価格も700円。
っていうか,モレスキンの諸々の難点(紙質が粗悪で万年筆をはじめ水性系のインクは使えない,製本に難があって背割れを起こすことがある,カバーを留めるゴムが醜く伸びてしまう)から解放されて,スッキリすると思うんだが。
もっとも,こちらにはゴムはないんだけどね。サイズもモレスキンに比べれば縦長になるんだけど。
● ともかく,「開きやすいノート」。中紙96枚。B罫。ちなみに,ダイスキンもB罫なのだが,微妙に幅が違う。たぶん,ダイスキンの方が6㎜よりやや広いんだろうと思う。
左右ページの罫線が寸分の狂いもなく,ピタッと合っているのも気持ちがいい。日本製だなぁと思う。
罫線の印刷も薄い。ぼくは文字しか書かないので,罫線の濃淡などどうでもいいんだけど,これだけ薄ければ罫線にとらわれない書き方もしやすいだろう。
罫線の印刷も薄い。ぼくは文字しか書かないので,罫線の濃淡などどうでもいいんだけど,これだけ薄ければ罫線にとらわれない書き方もしやすいだろう。
縦にも6㎜間隔の破線が入っているので,6㎜方眼に近いといえば近い。もっとも,方眼で6㎜というのはすでに方眼ではないかもしれない。1行16文字の原稿用紙として使うこともできる。23行あるから,1ページで368文字の原稿用紙になる。
● 万年筆(プラチナインク)で書いても,裏抜けなどまったくない。おそらく,パイロットのインクでも同様だろう。サラサの0.7㎜ブルーブラックを使うと,わずかに抜ける箇所ができるが,実用上,問題になることはないだろう。0.38㎜のシグノのブルーブラックも試してみたが,裏抜けのウの字もない。
要するに,紙質に問題はない。が,ダイスキンのクリームがかった紙の方が,ブルーブラックとの色的相性はいいようで,書いた後にながめて美しいと思うのはダイスキンの方だ。
基本,ペンはプレジールを継続使用の予定。このノートは滑りが良いので,ボールペンだと少し走りする。
● というわけで,「開きやすいノート」はかなりいいんじゃないかと思う。思うんだけれども,ダイスキンの方が使いやすい。前に使ったときも同じように感じて,だからずっとダイスキンを使ってきたわけなのだった。
ダイスキンに慣れてしまっているからかもしれない。使いやすいと感じる理由の主たるものは,判型の大きさによるものと思われるからだ。
モレスキン(ポケットサイズ)が発案したあの大きさはじつに使いやすい(モレスキンのパクリ先がその大きさだったのだろう,たぶん)。あのサイズは絶妙なのだ。
● 「開きやすいノート」の正規A6サイズは,こちらに馴染んでこない。ビジネスの標準となっているAサイズは,ひょっとすると日本人には合わないのではないかと思ったりする。
Bの方がしっくり来る感じがある。ぼくは表面的合理主義者(?)なので,役所の書類がBからAに変わったときもいいことだと思っていたし,こういうものは要は慣れだと思っていた。
以後,自分が使うものもAにするようにしてきた。けれども,どうもAはしっくり感がない。システム手帳もA5から入ったんだけど,自然にバイブルサイズに落ち着いた。
● ダイスキンよりひと回り大きいだけなのに,1ページあたりの筆記可能量は1.5倍くらいになる(いや,もっと。倍近いか)。1行が長すぎる感じがする。ぼくは小さい字を書くので,余計にそう感じるのかもしれない。途中で次の行に移りたくなる。
ダイスキンは見開き2ページをユニットとして使ってきた。正規A6は1ページをユニットにしてもいいかも。正規A6は大きいのだなとあらためて思っている。
● とはいっても,Aサイズを無視することは事実上許されない。靴の大きさに足を合わせなければならないこともある。とりあえず,1冊使い切ってみよう。
コレクトのカバーを付けて使うつもり。無印にカバーを付けるなんてと言われるかもしれないけどねぇ。
でも,ここでカバーを使わないと,このカバーの出番がなくなってしまう。せっかく買ったカバーだから使わないとっていうケチ根性。
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