2019年9月21日土曜日

2019.09.21 96枚ダイスキンを見かけたら,全部買う方向で,ひとつよろしく

● 今使っているメモ帳は,新大久保の独立系百円ショップで買ったモレスキンタイプのノート。不満はない。快適に使えている。万年筆インクの裏抜けは皆無。ぼくとしては,それだけでモレスキンより優れていると評価したくなる。
 が,“No:”と“Date”欄が頁の右上にあることが少々の難。罫線しかない方が好ましい。そのところでダイスキンが勝る。
 中紙が50枚しかないところも。ヘタすると半月しかもたない。ここでも96枚のダイスキンが勝る。

● 問題は96枚ダイスキンがいつまであってくれるかということ。赤とオレンジが96枚を維持しているが,黒は数年前に80枚になっている。ゴムバンドは表紙の色にかかわらず黒なので,見た目は表紙も黒の方がいいのだが。
 80枚の黒も11冊ほど買いためてあるが,使い勝手からすれば96枚が勝るに決まっている。その96枚ダイスキンの供給が細っている感は否めない。

● ので,オレンジダイスキンを見かけたら,即,全点買いに走ることにした。今日は宇都宮はベルモールに入っているダイソーに行ったんだけど,そのオレンジダイスキンが3冊あったので,3冊とも買ってきた。

2019.09.21 測量野帳の60周年記念限定品

● ネットにこんな記事があった。測量野帳の60周年記念限定品を作ったコクヨ社員のインタビュー記事。
 自分が使っている製品を開発した中の人の話を聞くのは,楽しいものだ。

● 60周年記念測量野帳の中でぼくが最も気になるのは「ノートブック」だ。罫線幅は5.5㎜なのか。B罫とC罫の中間。罫線幅をどうするかという問題ひとつとっても,A罫にするかB罫にするかという単純な話ではないのだな。作る側は使うだけの人間より100倍は考えているんだなぁ。
 ぼくは横罫オンリーなので,レベルブックを(左ページの縦線を無視して)使うことが多い。レベルブックの罫線はB罫だったと思う。

● 無地の「エブリブック」もある。これは一時期販売していたものの復刻であるらしい。
 無地はともかく罫線がないわけだから,ユーザーの自由度を最も高くする。自由度が高いということはつまり,使うに際しての難易度が高いということでもある。
 ぼくは使いこなせる自信がない。一定の需要は必ずあるはず。野帳で絵を描きたいという人はもちろん,文字しか書かない人でも無地の自由自在さを好む人はいるもんな。

● ベルモール内の落合書店にも測量野帳の60周年限定商品があった。「ノートブック」も「エブリブック」も現物を確認できる。5.5㎜幅の「ノートブック」を開いて,なるほどなと思ってみる。何がなるほどなのかは自分でもよくわからんのだが。
 シンプルな横罫はぼくには魅力的だ。が,380円とあってはちょっと考える。定番の野帳は200円。まとめ買いすれば150円だもんな。

● 定番化してくれないだろうかと思うんだけど,単なる横罫が「測量」野帳になるかどうかだな。ならなくても出してもらいたいけどさ。
 200円なら買うでしょ。ぼくは買うよ。レベルブックを横罫代わりに使っているくらいだから。

● 野帳は使ってなんぼ。コレクションするものじゃない。
 表紙に独自の絵を入れてノベルティにしたり,定番品より高い価格で売ることはまったく否定しないけれど,そういうものを買って,もったいなくて使えないと言うのはいけない。
 もったいなくて使えないものを持ってはいけないのだ。測量野帳に限らない。万年筆でも数十万円の高価なものを買って,もったいなくて使えずに眺めているというのでは,それは敗北だ。何に敗北しているかといえば,価格や稀少性に対してだ。そんなものに負けててどうする?
 いや,ぼくも負けそうだから,定番化されている野帳以外は買わないという方針なのだよね。

● クリアカバーとゴムバンドはAmazonで買った。要するに,ビニールカバーなんだけど,質感が高い。カバーを装着すると高級感が出る。防水効果とかチケット類を入れておけるとかよりも,このプチ高級感が魅力ですかな。
 待て。質実剛健の野帳に高級感? いいんでしょうね。時代は変わったんですよ。

2019年9月18日水曜日

2019.09.18 ダイソー版トラベラーズノート,再び

● 宇都宮駅前のララスクエアの4Fに入っているダイソーに行ってみた。こんなコーナーができとりました。にこにこマークの製品はダイソーの重要なブランチですか?
 以前からけっこうあった。ポケットティッシュのケースとか,マグネット止めとか。まず,邪魔になることのないデザインだものね。

● ダイスキンにかつてはB6版があった。正規のB6ではなく,モレスキンのラージと同じだったか。その今はなきB6ダイスキンの代用になりそうなものがいくつかある。
 ハードカバーにゴムバンドが付いているB6サイズ。64枚。ただし,罫線はA罫だった。
 こちらも代用になるか。B6とA5の2種。どちらも48枚。となれば,よほどの理由がない限り,(B6に関しては)64枚の方を買うんじゃないかと思うんだけどね。

● A6ダイスキンはともかく健在。黒は80枚になってしまったけれども,黒以外は96枚を維持している。
 が,旧来型のダイスキンではない新型ダイスキンも出ていて,特徴は64枚であることとA罫であることだ。
 で,こうして黒もある。が,どう考えても旧来型の80枚黒ダイスキンを買うんじゃないかなぁ。

● もっと大きな発見(?)があった。ダイソー版トラベラーズノート,再び,登場していたのだ。
 以前のは250円の使い切りタイプ(ノートとカバーがセットになっていて,ノートのリフィルはなし)だったけど,今度はカバーとリフィルをセパレートしている。本家トラベラーズノートと同じ方式。
 カバー単体で300円(無地ノートが1冊付属)。ノートリフィルが100円で用意されている。方眼もあり。月間予定表もあり。
 となると,トラベラーズノートでできることは,全部,ダイソー版でもできるはずだ。しかも,マスキングテープやペンケースもCOORDIブランドで用意されている。何で用意したのかはわからないけど。
 COORDIとかKORORUとか,これってダイソー内ブランド? 競わせてるんですかねぇ。

● けれども,ダイソー版が本家の牙城を崩せるほど売れるかと言えば,少々疑問。自分が買おうという気にならなかったから。
 トラベラーズノートというのは,切っ先鋭い刃物のようなもので,これじゃなきゃっていう人が一定数いる。その一定数の人にとっては,トラベラーズノートは自分を乗せる乗り物だ。自己表現の道具だ(たぶん)。
 なのに,ダイソーの300円のモドキに自分を乗せる気になるか。なるわけがない。

● つまり,ダイソー版はトラベラーズノートにさほどに思い入れを持たない層に買ってもらうものだろう。トラベラーズノートって面白いかもと思っている程度の人たちのお試し版。けれども,その程度の人たちは,試してはい終わりとなるんじゃないかな。
 だって,普通に使う分には決して使いやすいものじゃないもんね。Campusのような普通のノートの方が普通に書く分には書きやすいでしょ。

● だいたい,本家トラベラーズノートを使っている人の前で,ダイソー版を出せるかというと,なかなか難しいのじゃないか。
 そこがダイスキンとの違いだ。ぼくはモレスキンユーザーの前でダイスキンを取りだすのに何の恥ずかしさも感じない。おまえのモレスキンより俺のダイスキンの方が生産性が高いよ,という程度のことは平気で言える。
 ダイスキンはモレスキンの“値段ほどではない”ところにかなり助けられているのだ。そこがトラベラーズノートとは違うというかな。どうしたって,価格の差が見た目の差になってしまう。

● それよりも,96枚ダイスキンが2冊あったので,こちらを買ってしまった。ノートは一生分の在庫をすでに抱えている。だけど,自分が思っている以上に長生きするかもしれない。ノートが足りなくなっては困る。
 ダイスキンとモレスキンは,価格の差が見た目の差にはならないし,ダイスキンはモレスキン以上かもしれないのでね。

● ダイソーでこんなのもあったので,買ってみた。メガネの上からかけられて,字が大きく見えるんだったらかなりいいぞ。
 仕事中はメガネを外すんですよね。書類を顔にくっつくほど近づけて,見るんですよ。遠近両用になってからずっとそう。そこを何とかできるかと思って。
 結果はどうもはっきりしない。これ,ルーペのほかに,老眼用の度が入っていないか。

2019.09.18 能率手帳誕生70周年

● 能率手帳誕生70周年か。その半分を自分も能率手帳と付き合ってきた。綴じ手帳の能率手帳,システム手帳版のBindex。年によってバイブルだったりA5だったりしたが,フォーマットは必ず能率手帳のもの。
 バーチカルとか1日1頁とか,能率手帳以後に新たなフォーマットが登場して,それぞれに人気を博しているけれども,ぼくは能率手帳のいわゆるレフトタイプが手帳の完成形だと思う。あとは使う側の工夫の問題。

● ところで。70周年を記念していくつかの限定版が発売されるという。
 まず,デイリーブック(普及版サイズ)。2,200円(+税)。
 今回の限定品群の中で,最も注目されるものですかね。「能率手帳のアイデンティティである時間目盛り付のスケジュール欄の下に,1日分のメモを充分に書くことができる方眼の記入スペースを確保した1ページ1日タイプ」。

● 次が,メモティ(普及版サイズ)。800円(+税)。
 メモノートに年間カレンダーをセットしたもの。能率手帳の紙のメモ帳。
 4年日誌。これだけはB6サイズ。2,000円(+税)。最も惹かれたのはこれだ。マンスリーのスケジュール表も付く。スペースは狭いけれども,ほとんど予定などない身にはこれで充分。というより,予定表としては使わないと思う。そんなもの,そもそも要らない。
 現在はバイブルサイズのBindexを使っているんだけど,主に書くのは予定ではなくてログなんですよね。そのうち,読んだ本,聴いた楽曲,観た映画のタイトルを書いておく。それを本体の4年日誌のところに書いておこうかな,と。

● そういう使い方をすると,いわゆる手帳を持つ必要はなくなる。Googleカレンダーにちょこちょこと書いておくだけで充分だ
 そういう使い方もいいかなぁとちょっと考えた。

● 現物を見たくて,某書店の手帳売場へ行ってみた。ノルティ,高橋,博文館など,ビジネス手帳を集めたコーナーはできていたけどね,70周年記念の品々はまだ並んでなかった。これから並ぶんでしょう。
 いや,買うつもりはないんだけどさ。ぼくは来年はダイソーのシステム手帳リフィルで行こうと思ってるんで。身も心もダイソー野郎になろうと思っているのでね。

● 上の写真にある能率手帳のコピー,「積極的に時間をデザインするために!」っていうやつ。能率手帳に限らず,手帳はそのために使うんだよと言われると,反論するのは難しい。
 しかし,ぼくは社会人になってから一度もそんなことをしたことはないし,意識したこともない。皆さんはいかがですか。時間をデザインするっていう視点で,日々の暮らしを眺めたことはありますか。

2019年9月16日月曜日

2019.09.16 百円ノートに戻る

● モレスキン(写真の左側)を使い終えたので,ダイスキンに戻るつもりでいたんだけど,その前に,1冊,これを使っておきたくなった。昨年の8月に新大久保の百円ショップで買ったもの。
 中紙は50枚。つまり,ダイスキンの約半分。ひと月かからないで使い終えるだろう。

● B罫。日付やテーマを書く欄がページの右上にある。が,こういうのはない方がいい。罫線だけが引かれていればいい,とぼくなんぞは思ってしまう。ダイスキン仕様を良しとする。 
 ダイスキンもモレスキンも1パージ目と最終ページは,事実上,使えない。糸綴じノートは糊付け部分が邪魔をするからだ。
 が,このノートは使おうと思えば,1パージ目も最終ページも使える。糊付け部分が小さいからだ。

● プラチナのブルーブラックで裏抜けは全くなし。モレスキンでは時々気になることがあったので,そこは特に感じる。
 万年筆の滑りはモレスキンの方が良いのだが,万年筆の場合はあまり滑って欲しくないとも思うわけで,これくらいがちょうどいいのだとも思える。
 何でも帳として使うんだったら,こういうのがいいんだよね。百円でワシワシと使える。何でも帳を前提にするなら,モレスキンよりも使い勝手はいいはずだ。

● いや,「一軍ノート」として使うんだって,こっちの方がいいかもしれない。少なくとも紙質はモレスキンよりいいと思えるのでね。
 Campusのようなノートにガンガン書いて,このノートを「一軍ノート」にするのはありだ。堅牢性にも問題はなさげだから。これはダイスキンにもあてはまる。

● 中紙が96枚なら完璧だ。2百円でもいいから出してくれないか,と思ってしまいがちになるのだが,それではダイスキンに太刀打ちできないよね。
 その完璧をすでに具現しているのが,ダイスキンかもしれないので。

● というわけで,何というのか,心の故郷に戻ってきたような気分だ。
 その安いノートとペンだが,もうだいぶ使ってきた。字もたくさん書いてきた。もうノートとペンは使ってはいけないと言われても,思い残すことはないんじゃないか,オレよ。
 いやいや,死ぬ直前まで書いていたいね。書いたノートが残ってしまうのはイヤだけどね。

● とにかくまだまだ書いていきたい。安いノートとペンでいい。っていうか,安いノートとペンがいい。ダイスキンをはじめとする百円ノートとPlaisir。当面,これで書いていこう。
 書くことには快感があり,その快感はウンコを排泄するのに似ている。頭の中で用済みになったものを出していく感覚。

● 書いているのではなくて,書かされているのだと思うことがある。ぼくがノートとペンを使っているのではなくて,ノートとペンにぼくが使われている。ノートとペンに書かされている。
 おそらく,そっちの方がリアルに近いような。自分は主体ではなくて客体だという感覚にとらわれる。

2019年9月15日日曜日

2019.09.15 モレスキンを使い終えたので,とりとめのないことをいくつか

● 生涯で2冊目のモレスキンを使い終えた。7月23日が使い始めた日なので,55日間で。
 2冊目のモレスキンは万年筆の裏抜けがほぼなかった。裏抜けのないモレスキンは快適に使うことができた。これがあのモレスキンなのかと驚いたくらいだ。1冊目とはだいぶ違った。
 どうなんですか。モレスキンの品質って最悪期を脱しつつあるんですか。

● ま,3冊目はたぶんないだろう。それゆえ,モレスキンクオリティーがどうなっていようと,基本的にはどうでもよろしいかな。
 裏抜けなしで快適に使えたというのは,1冊目に比べればということであって,他のノートに比べて快適という意味ではないのでね。

● 書くという行為自体を荘厳したいとは思わない。使えれば何でもいいということではないが,たとえばジェットストリームを使うのであれば,一番安い百円のでいい。高級感をまとった数千円のジェットストリームは要らない。
 ノートはダイスキンでいい。ダイスキンの紙質は万年筆に耐える。ぼくはプラチナのブルーブラックしか使っていないのだが,プラチナインクならダイスキンで問題は出ない。パイロットのインクだと裏に抜けまくりかもしれない。

● ちなみに,Seriaのセリスキンもプラチナのブルーブラックを裏に抜かせることはない。が,セリスキンの場合,プラチナでも黒だと激しく裏に抜ける。線も滲む。
 ダイスキンは黒でも大丈夫。セリスキンの紙はダイスキンに比べると厚いし,これなら何を使ってもOKだろうと思わせるのだが,外見だけで判断するのはよろしくない。

● “モレスキン”でググってみる。まぁ言ってしまえば,愚にもつかない記事がボンボン出てくる。素人が書いたものって,役に立たないし面白くない。だいたいはオナニー文章だ。
 おまえもなって言われることは必定だけど。で,そのとおりだと同意するんだけど。ぼくも素人だから。

● モレスキンにしてもロイヒトトゥルムにしてもロディアノートにしても,あるいは能率手帳ゴールドにしても,メインユーザーは三下奴なのだと思う。
 何でもそうだ。ホテルのエグゼクティブ・ラウンジにエグゼクティブはいない。JR東日本の四季島に富裕層は乗っていないだろう。世界一周のクルーズ船も同じはずだ。
 貧乏人がするたまの贅沢,または冥土の土産的な一世一代の贅沢にすぎない。したがって,推測でいうのだが,中は貧乏オーラが満ちているはずだ。

● 高級ノートをうたう(うたわれている)モレスキンも,(子供なら)成績上位者,(大人なら)デキる人が使っているとは考えにくい。上位者になりたい下位者,デキる人になりたいその他大勢が使っているっぽい。
 少なくとも,ネットでガヤガヤ言ってる連中はそういうのばっかり。黙って使っている人の中には,“上位者”や“デキる人”もいるに違いないとは思うけど。

● 上位だのデキるだのって,そもそもあまり大事なことじゃない。モレスキンに落書きしたってかまわないわけだから。誰が使うか,どう使うか,百花繚乱でよろしいとぼくもわかっているつもり。
 が,物事には限度というものがあって,モレスキンの作られた「伝説」に自分を重ねているのは,いわゆる負け組の特徴だと思う。そこまで愚鈍でなくてもよかろう。そういうのがネットには多くてねぇ。

● ので,上のような憎まれ口を叩いてみたくなる。しかし,だ。そんなもんだよね。ま,それが人間らしいともいえる。
 デキる人ってコクヨのCampusを使ってたりする印象。佐藤優さんは100枚の分厚いCampusを使っている(雑誌で見ただけ)。何を使ってるかじゃなくて,使い方に独特なものがあるって格好いい。
 大事なのはそっちの方。ということは誰でもわかっている。わかっていながら“高級ノート”に行ってしまうのが普通ということ。大衆とはそういうもの。
 でもって,ぼくもモレスキンを1冊使いましたよ,と。

2019年9月10日火曜日

2019.09.10 やっぱりダイスキンか

● 今使っているモレスキンもあと数日で使い終える。次はダイスキンにもどるつもり。96枚A6ダイスキンのうち,黒はとっくの昔に生産されなくなっているが,他の色のは96枚が今に至るも持続している。
 オレンジと黄色の96枚ダイスキンが手元に2冊ずつある。まず,それを使っていこう。

● すでに一生分の在庫があるのだからこれ以上ノートを買ってはいけないと思っているのだが,ひょっとすると,自分が思っている以上に長生きしてしまうかもしれない。
 一生分と思っていても,じつはこんなものでは全然足りないかもしれない。

● オレンジの96枚ダイスキンはまだまだ買ってもいいんじゃなかろうか。ダイソーで96枚の黒ダイスキンを見かけると,あるだけ全部ゴソッと買っていたように買ってもいいんじゃないだろうか。
 っていうか,買いたいんだが。

● “何でも帳”にするにはダイスキンが一番いい。第1には価格だが,堅牢性も備えている。モレスキンより安心感があるというかな。
 シチュエーションを選ばないで使える。どこでも書ける。トラベラーズノートとしてもダイスキンは一番向いているかもしれない。

● この点ではB6ダイスキンが消えたのが残念だ。トラベラーズノートとしてはたぶんB6(モレスキンでいうラージサイズ)がいい。特に“貼る”に向くのはB6だろう。
 そのB6も何十冊か買いためてある。もちろんいつか使う。それをけっこう楽しみにしている。B6も“何でも帳”として使うわけだが。

2019年9月9日月曜日

2019.09.09 モレスキンに異変?

裏に抜けます
● 順調に使ってきたモレスキン,そろそろ使い終えようかというところ。が,ここに来て万年筆のインクが裏に抜けるようになった。
 ちなみに,ぼくが使っているインクは,最も抜けにくいとされるプラチナのブルーブラックだ。

● で,さらに数枚書いていくと,また抜けないようになった。個体差があるというより,同じ個体の中でも場所によって差があるということか。
 左ページに書くと抜けやすく,右ページは抜けにくいようにも思われ。紙にはそういうところがあるんだろうか。裏と表があって,裏に書くと表に抜けやすいとか。

● そういうこと,モレスキン以外で考えたことはないんだけどね。ひとつにはモレスキンの価格だろうね,考えさせる理由になるのは。

● ちなみに,中央で開くと,背がどうなるか。
 左がダイスキンで右がモレスキン。左の方が安定している。背の全体が机に付いている。右は背の右側だけで支えている。
 素人の先入感にすぎないのかもしれないけれども,ダイスキンは良くできている。

2019年9月8日日曜日

2019.09.08 文具店の手帳売場を覗いてみたくなる

● 7日。宇都宮の福田屋2階にあるLoFt。ほぼ日手帳をはじめ,マークス,ジブン手帳など,いくつかの来年の手帳が,私を買ってと誘ってくる。
 ちょっと,そこのお眼鏡さん,おじさん・・・ってば。って,病気か,オレ。

● ほぼ日手帳で最初に買ったのは,カバーだ。岡本太郎の「建設」。これに文庫本サイズ(A6)のノートを挿して使おうと思った。っていうか,岡本太郎のカバーが単純に欲しかった。
 でも,だいぶ寝かせてしまった。無印の「開きやすいノート」を挟んで使ったのは去年だったか今年だったか。カバーが汚れるのがイヤだったので,カバー・オン・カバーも買った。

● カバーだけではなく本体まで含めて買ったのは,2015年が最初。16年,17年は本体だけを買った。が,自分で使うためではなく,人に使わせるというか使ってもらうためだ。
 ほぼ日手帳ってかなり引きが強いんだけども,自分で使うにはモッタイナイっていう。

● で,その人に使い方を訊いてみると,持ち歩かないで家に置きっぱなしにしているらしい。持ち歩くには少し重い。家に置いてたぶん,日記を書くのに使っているらしかった。
 待て,その使い方なら5年手帳で足りるんじゃないか。足りるというか,5年手帳の方が向いているんじゃないか。
 というわけで,昨年は5年手帳をもらってもらった。だから,今年はほぼ日手帳を買う理由がなくなってしまった。

● ぼくは社会人になって数年後に能率手帳を使いはじめ,以後ずっと能率手帳ひと筋。浮気はなし。男って,こういうところ,保守的でしょ。ほぼ日手帳に行かなかった最大の理由はここ。
 が,ぼくも歳を取り,仕事は来年3月で完全引退にするつもり。プライベートだけでになる。となると,能率手帳はそぐわないでしょ。
 ということで,能率手帳から浮気というか,能率手帳を卒業するつもりでいる。

● もうひとつ。ぼくは手帳とメモ帳は分ける派。その理由は,メモは容量無制限にしておきたいからで,ほぼ日手帳のような1日1ページであっても,1ページという制限がかかってしまう。WeeksのMEGAでも1年でメモが212ページに制約される。
 システム手帳ならその2つを統一できるけれども,メモをガンガン書くとなると,システム手帳のリングはあり得ないほど邪魔になる。結局,分けた方がいい。

● 8日。自治医大駅で下車して,駅前のうさぎや書店を覗く。手帳売場はこんな感じでござんした。ボスの予定も書けるという秘書手帳?もあった。
 ほぼ日手帳Weeksも扱うはずだが,それはまだ。NOLTYや高橋も扱うはずだけど,こちらはまだ製品ができていないんだろうかな。

● で,ぼくの来年の手帳だ。選択肢は3つだ。
 仕事を辞めるんだから手帳は要らない
 Googleカレンダーにしちゃう。
 ダイソーの百円手帳でよくね?

● 予定が建てこんでいるときには,デジタルなんか使ってられないんじゃないかと思う。何事にも例外はあって,たとえばGoogleの社員はそれでもGoogleカレンダーを使いこなしているんだろう。
 けど,忙しいときには紙じゃないと役に立たないような気がする。が,暇になればデジタルでOKだ。ぼくは典型的にデジタルでOK派になるわけだ。
 同時に,デジタルですむんだったら,そのデジタルすら要らないんじゃないかとも思うわけだ。いやね,正直なところ,手帳なんて持たなくてもどうにでもなるんですよ。数年前からそうなってる。

● ずっと能率手帳のシステム手帳版(Bindex)を使ってきたので,システム手帳のカバーを収納具として使ってきた。カードホルダー&チケットホルダーとして。それを手放したくない気がしている。
 カバーだけ,リフィルなし,でもいいんだけども,それだとスカスカしちゃうし。

● というわけで,来年はダイソーの百円手帳にしようかなと思ってる。日付入りの月間・週間リフィルは来年も出るんだろうからね。
 これで大したことのないプライベートを記録していこうと思っている。ダイソーリフィルは見開き2週間だけど,これに無地のリフィル(サンノート(株)謹製の100枚パックで充分)を組み合わせれば,Bindexが備えている使い方の間口の広さもそのまま維持できると思う。

2019年9月3日火曜日

2019.09.03 Twitterの恩恵

● 大袈裟にいえば,Twitterは自分の生きがいのひとつになっている。登録したのは2015年12月。使い始めたのは2016年2月頃。ここまで自分の中で大きな位置を占めるとは思っていなかった。
 自分からの発信もそうだが,気がつくとTwitterを見ているようになった。これはこれで問題だといえばいえるのだろうけど,もうニュースもニュースアプリからじゃなくて,Twitterで知ることが多くなった。

● Twitterとほぼ同じ時期にFBも始めているが,2年あまり捏ねくってやめた。やめて正解だった。本業(仕事という意味ではない)がおろそかになるからだ。
 FBにはつまらないお節介が多くて,そのお節介に付き合ってしまって,時間を無駄に消費する。

● Twitterによってネットの大きな恩恵を受けている。たとえフォロワーが130人しかいなくてもだ。
 だから,スマホやパソコンを持っていながらTwitterをやっていない人がいると,やればいいのにと思う。が,具体的に勧めることはしない。そんなこと,されたくないだろうからだ。
 でも,スマホを持っていながらTwitterをやっていないのはもったいない。自分をそっくりTwitterに移してしまうくらいの姿勢で始めればいいのにと思う。
 そもそもの自分が大したことがないから,Twitterに移した自分も大したことはない。それを自分で見ることができるだけでも,Twitterを始める価値はある。

● その前にキーボード入力の恩恵がある。Twitterに自分を移そうと思えるのも,キーボードで日本語を入力できるからこそだ。同じ文字数を手書きで書かなければならないとなったら,とてもじゃないけどそんなことは考えもしない。
 個人で使える日本語ワープロが登場したのは30数年前。日本語をキーボードで入力できるようになった。これで日本語の生産量が大きく増えたろう。手書きより疲れない。手書きより速く入力できるから,入力速度が思考に遅れない。したがって,思考が中断されない。
 若かった頃の自分に唯一ほめるべきところがあるとすれば,ここだ。ワープロ専用機に真っ先に飛びついたこと。