2021年2月20日土曜日

2021.02.20 JOYFUL2をウロウロする

● 文具売場の一角に月光荘の製品を集めたコーナーがあった。画材ではなく一般文具の売場。消しゴムとか色鉛筆とかバッグとか。
 月光荘画材店といえば,自分で作ったものを自分で売るというスタイル。他社の製品を仕入れて売ることはしていないし,自社製品を文具店に卸して売ってもらうこともしていない。

● 今はインターネットが普及したから,地方在住者も月光荘の通販サイトで購入することができる。しかし,それ以前から月光荘の製品を購入したいという要望はあったはずだ。
 だったら銀座の店まで買いに来てください,と言うような殿様商売はもちろんやらない。販売機会の逸失にもなる。
 で,ここから先は推測に過ぎないのだが,地方の一部の文具店に商品を卸していたのではないか。それを現在でも継続しているのだろう。

● 月光荘にこだわる人は,しかし,一部のマニアに留まるだろう。したがって,期間限定で卸しているのではないか。いつでも買えるというわけではないと思う。
 JOYFUL2でもこのコーナーを見るのは,今回が初めてだ。

● 画用紙と書道筆の売場。こういうものを見ると,「梁塵秘抄」の “遊びをせんとや生まれけん 戯れせんとや生まれけん” という有名な章句を思いだす。
 人は遊ぶために生まれてきた。ヨハン・ホイジンガの言う「ホモ・ルーデンス」(遊ぶ人)だ。
 文化というと何やら高尚な響きがあるが,その文化の出発点は何かといえば,おそらく遊びだろう。遊びを洗練させれば文化になり,一生かけてその頂きを目指す人が現れる芸術にもなる。

● 絵も書も音楽も,科学者の研究も,こうしてブログに何事かを書いてるのも,つまりは遊び。仕事にもそのどこかに遊びの要素がある,たぶん。
 だから,画用紙と書道筆に限らず,文具店に置いてあるすべてのものは遊ぶためのものだ。じつに,人間は遊ぶために生まれてくるのだ。

● その文具遊びに,最近,色遊びが加わった。いや,以前からあるのだろうけれども,従来は考えられなかったところで色遊びができるようになった。万年筆だ。
 インク沼にも浅瀬とドップリと深いところと,色々あるらしい。ぼくには色彩感覚と遊び心がないので,その沼にハマりこむことからは免れている。沼に誘われることがない。

● インク沼を楽しめるように,安価な万年筆が増えたような気がする。外側からインクの色がわかるようにスケルトンタイプになっているものだ。もちろん,コンバーターも透明なものにしなければ意味がない。
 以前はプラチナのPreppyだけだったのが,他にもいくつか。そのPreppyにも完全スケルトンが登場し,カクノも同様。ほかに,Hmmm!?やMoonmanから。特に,中華の偉大な模倣メーカーであるMoonmanのM2は本体にインクを充填するタイプだ。

● ラミーもサファリ スケルトン を出している。ペリカンやアウロラなどの高級万年筆にもスケルトンタイプは登場している。
 ま,しかし。価格では依然としてPreppyが優位にあるから,インク沼ブームはPreppyに最も追い風になっているのではないか。

● 画材売場に置いてあるステッドラーの12Bの鉛筆が何気に気になる。さすがにこれは一般筆記には使えない(使えなくはないが,まったく向かない)だろう。
 自分が絵を描くことがあるとは思えない。絵心はまるでないので。でも,どんな書き心地なのか確かめてみたいかな。
 Hi-uniの10Bもある。おそらくだけど,ステッドラーの12Bよりこちらの方が柔らかいのではないかな。

2021年2月18日木曜日

2021.02.18 日経ビジネスAssocie 2016年5月号-解決ノートの作り方

編者 泉 恵理子
発行所 日経BP社
発売年月日 2016.04.10
価格(税別) 648円

● 5年近く前に買って,読むことのないまま放ってあった。部屋をガサゴソしてたら出てきたので,サッと目を通してみた。もちろん,拾い読み。

● 巻頭は「トップランナーに聞く 編集長インタビュー」で,この号では日立製作所相談役(当時)の川村隆さんが登場している。
 ノートは今も使い続けています。何でも書いていますね。書くことで,頭が整理される。(p9)
 ノートを取り,それを基に内省するのは,大切な作業です。「ラストマン」として意思決定するときに,「情報が100%揃って意思決定する」なんてことはまずありません。(中略)何かの意思決定をする時に,メモに書いて内省したことは必ず役に立ちます。(p9)
● 特集記事にも3人の社長が登場。まずサンディスク社長の小池淳義さん。
 昔は電子手帳に凝っていましたし,今もスマートフォンは最新機種を使っています。電子機器の良さはよく知っていますが,書くことが脳を刺激しますし,(中略)考えを深めるツールとしては,ノートは最高の道具ではないでしょうか。私は毎日,A5サイズのノートに1~2ページ,その日の出来事と,それに対して自分が「何を感じ,どう考えたか」を書き出しています。(p30)
● 小池さんのすごいところは,それだけでなく,そこを出発点にして別のノートに整理するなど複数のノートを使い分けていることだ。人生の目標を考えるうえで大切だと思ったことを書き写して,10年単位でものを考えるノートを作るだとか,年単位のライフログノートを作るだとか,年間ゴールというシートを作るだとか,人生のゴールをシンプルな言葉で何項目かにまとめて,自分の目指す生き方がわかるシートを作るだとか。
 私家版フランクリンシステムのようなものか。当然,ぼくにはまったくついて行けない。

● ゲオホールディングス社長の遠藤結蔵さんは,ズボンの後ろのポケットにB7サイズのメモ帳を入れている。
 スーツやジャケットの胸ポケットは使いません。脱いだらメモ帳を取り出すのが面倒になるので。(中略)メモ帳は休日も必ず持ち歩いています。(p35)
● オタフクホールディングス社長の佐々木茂喜さん。
 会議のノートは欠かせません。(中略)出席者の意見から大事なキーワードを抜き出してまとめ,見返して頭の中で関連づけて整理します。(p37)
 経営会議で浮き彫りになった重大な課題は,即決即断で答えを出すのが一番いい。私の指示や助言を聞いたメンバーが,具体的なアクションにすぐ移れます。ノートを使う目的はそこで達成されるので,会議が終わってから見返すことはありません。(p37)
 「問題解決は内容が整理できれば,9割は片づいたも同然」とよく言われますが,同感です。自分のところに上がってきた報告から,大事なことを見つけて書き留め,最重要ポイントを抽出し,最終的な決断を下す。この過程を,私はノート上でやっている。会議と同時並行で,ノートを使った1人ブレスト会議を,私の頭の中で開いているようなものですね。(p38)
 「読み返しやすさ」は譲れません。(中略)右脳にアイデアをひらめかせるために,一目で頭に入るように書く必要がある。走り書きした文字を解読すること自体に頭を使って読ませるノートでは,左脳が働いてアイデアが出にくい。(p38)
● この後に,「目的別「解決ノート」の作り方」という指南の記事があるのだが,こういうものは読むに値しないと勝手に決めている。昔から誰かが言ってきたことの焼き直しだろうし,具体的な指南は自分に合わなければ役に立たないものだから。
 で,ほとんどの場合,自分には合わないのだ。

● Evernoteの解説記事もある。2016年はまだそういう時期だったのだなぁ。今,この種の記事を目にすることはない。Evernoteって,今はどうなっているんだろう。
 使うべきほどの人はもう使っていて,安定期に入っているんだろうか。それとも,すでに過去のものになったんだろうか。

● これに関するぼくの意見は,デジタルで保存していいのは入力の時点でデジタルだったものに限られるというものだ。
 たとえば,アナログで書いたものをスキャンしてクラウドに保存するのは,二度と開けないブラックボックスに放りこむようなものだ。保存したが最後,二度と日の目を見ることはない。
 つまり,Evernoteに保存するのはゴミ箱に捨てるのと同じことだ。クラウド連携のノートなんてのは高いばかりで値段に見合った効用はないだろう。メーカーの思惑に付き合うこともあるまい。

2021年2月17日水曜日

2021.02.17 無印の中性ゲルインキ六角ボールペン(廃番)に,ぺんてるのハイブリッドテクニカのリフィルがぴったりハマる件

● 14日の日曜日。宇都宮市の福田屋(竹林の方)の2階に入っている無印良品でゲルボールペンを買った。「ゲルインキボールペンキャップ式 0.38mm・緑」という,90円の安いやつ。
 廃番になった六角形のゲルボールペンとリフィルの互換性があるかどうかを確認するため。

● って,あるわけがないんだけどね。六角はぺんてるのスリッチで,新しいのは三菱鉛筆のシグノらしい。
 (キャップ式の)ゲルインクボールペンのリフィルの長さや太さ,ペン先の形は,各社が独自の型式でやっているっぽい。スリッチとシグノでは合うはずがないのは,わざわざ買って試してみるまでもなかった。
 が,シグノのリフィルを入れようとしても入らなかった。これはどうしてだ? ぼくが持っているシグノは古い型式のやつなのか。

● ところで,どうしてこんなことをしているのかといえば,相方が買っておいた無印六角が何だか気になるからだ。
 なぜ気になるかというと,六角形の軸はたしかに持ちやすいし,これは使ってみたいと思ったから。

● しかるに,すでに廃番になっていて,元になったぺんてるのスリッチも生産終了になっている。
 しかし本体はあるわけだから(相方が買ってきたのは0.25mmの黒・赤・青),リフィルさえあれば長く使っていける。
 先日,生産終了になったスリッチのフィリルが,「Amazonでは10本1,100円で出ている」と書いてしまったのだが,あらためて無印六角のリフィルとAmazonサイトに掲載されている写真とを比較してみると,ペン先の形が違う。
 これだけ違っていては互換性はないんじゃないかと思う。仮に軸に収まったとしても,ペン先がガタつくんじゃなかろうか。

● Amazonで販売しているのは,どうやらスリッチのリフィルではないようだ。スリッチーズとあったので。
 スリッチとスリッチーズはどう違うのか。キャップ式の Hi-TEC-C に対する Hi-TEC-C COLETO のようなものっぽい。
 キャップ式のリフィルとノック式のリフィルの間に互換性などあるはずもなかった。

● 検索窓にあれこれ言葉を入れて,検索を繰り返した。したらば。
 無印良品の通販サイトで六角のリフィルを販売しているではないですか。1本84円(税込み)。間違いない。ペン先の形状もまったく実物と同じだ。
 ネットに次のような情報があるのは確認していた。しかし,この情報はすでに過去のものになっていると思いこんでしまっていた。無印六角リフィルの販売も終わっている,と。そうじゃなかったんでした。
 ぺんてるのキャップ式ゲルインクボールペン用リフィルは長さの違いを除けば基本的に同じ太さ,同じペン先形状をしており,長い方の軸に短い方のリフィルを入れ替えることができる。スリッチは替芯の販売をしていないが,スリッチOEMの無印良品 中性ゲルインキ六角ボールペンは替芯の販売もしており,スリッチの中芯と互いに入れ替えて使うことができる。
● しかし,問題はあった。黒と赤のリフィルはあるのだが,青はないようなのだ。
 もうひとつ。無印では5,000円以上で送料が無料になるのだが,無料にするためには60本のリフィルを買わなければならない。でなければ500円の送料を払うか。どうしたものだろう。

● 上記のサイトには「スリッチより長いハイブリッドテクニカのリフィルはスリッチの軸には入らないが,無印良品 中性ゲルインキ六角ボールペンの軸には入る」との情報もあった。
 が,ハイブリッドテクニカはスリッチよりも先に廃番になったようだから,リフィルも消えているだろう。と思ったので,ハイブリッドテクニカのリフィルが今でも販売されているかどうかなんて,確認もしなかった。

● ところが。Amazonはじめどこでも取り扱っているんですねぇ。どういうことよ。
 Amazonに掲載されているハイブリッドテクニカのリフィルの写真と,無印六角のリフィルのペン先の形状はほぼ同じ。なるほど,これなら無印六角でも使えそうだ。
 ともかく,実地に試してみよう。というわけで,16日にAmazonでポチってみた。価格は10本で499円(税込み)。

上がハイブリッドテクニカ,真ん中が無印六角のリフィル
● 17日(つまり今日)の午前中に届いた。このあたりのAmazonの速度の凄まじさはどういうわけのものだろう。
 ともかく,さっそく試してみた。結果。ハイブリッドテクニカのリフィルはギリギリで無印六角に収まる。この場合のギリギリというのは,ドンピシャリということでもある。完璧。文句なし。

● ので,ハイブリッドテクニカの黒・赤・青の0.3mmを20本ずつストックしておくことにした。
 あらためてAmazonでポチっておいた。これで握りやすい無印六角を長く使うことができる。

● つまり,上記のサイトにある情報はじつに正確無比であって,今回のぼくのドタバタはそこに付け加えるべきどんな情報も生産しなかった。その正確さを実地に確認しただけのことだ。
 どの道にも先達というのはいるものだが,いやもうお見事と申しあげるほかはない。

● こうした極細のボールペンは手帳に合わせる(手帳にしか合わせない)。手帳には黒・赤・青のほかに緑も使っている。どうせなら緑の六角もあるといい。
 要は本体があればいい。0.25mmの六角は黒・赤・青しかなかったが,0.4mmなら緑もあったのではなかったか。
 が,さすがに本体の方は無印の通販サイトにもないし,もちろんAmazonにもない。メルカリにはあるんだけど,そこまですることもなかろう。緑は14日に買った0.38mmでいいだろう。

● というわけで,無印六角騒動は無事に勝利のうちに収束した。
 のだが。手帳には Hi-TEC-C COLETO を合わせている。あらためて,Hi-TEC-C のリフィルがどのくらいあるのか確認してみたところ,かなりあった。
 ひょっとすると,無印六角の出番が来る前に,ぼくがこの世からいなくなるかもしれない。また,愚かなことをしてしまったかも。

2021年2月14日日曜日

2021.02.14 手帳の書き方を微調整

● 今日から手帳の使い方を変えた。いや,使い方は同じだけど,ペンの色を変えた。
 昨年の3月までは,仕事は黒,プライベートは緑,で書いていた。
 Amazonプライムで見た映画のタイトルも,CDで聴いた楽曲のタイトルも緑で。プライベイトだからさ。
 ちなみに,読んだ本のタイトルは赤,再読以上は青で書いている。

● 予定は付箋に書いて貼っておく。手帳に直書きするのは確定した後。つまり,過去のものになってから。ので,昨日までのものが直書きされている。
 黒ばっかりだと鬱陶しく,緑が多いと嬉しいね,っていうことね。

● ところが,仕事を辞めて完全引退したら,緑一色になってしまった。当然だけど。
 ので,緑を減らす方向で変更を加える。見た映画や聴いた楽曲のタイトルは青で書く。ブログアップの記録も青にする。

● それでも黒はあまり増えない。昨夜の地震については,黒で「地震」と書いておいた。あとは貼ったもののキャプションを黒で書く程度。これは以前からそうだったから,やはり黒は増えない。
 ま,これはしょうがない。むりに黒を増やすこともないだろうし。

● はっきりしてきた傾向として,赤をめっきり使わなくなった。つまり,本を読まなくなった。これではいけない,読むようにしなくちゃ,と直ちに自分に鞭を入れるつもりはない。
 本を読まなくなった分,Amazonプライムで映画を見るようになったのだし,音楽もたくさん聴くようになった。時間は限られているのだから,ゼロサムゲームになるのは仕方がない。

● が,本を読まなくなったについては,それ以外にも理由がある。視力の問題だ。老眼のみならず,近視も乱視も進んでいるようなのだ。視界をきちんと捉えられるレンジがどんどん狭くなっている。
 読んだり書いたりと細かい文字を追うときには,以前から眼鏡を外していた。が,そうしても限界を超えることがあるようになっている。

● こうしてパソコンに文字を入力するのもそうだ。だんだんキツくなってきた。年を取るということは,こうしたこととの戦い(必ず負けるのだが)でもあると気づく。
 昨年3月で完全引退を決めたのも,ひとつにはここに理由があった。パソコンを使わないと仕事にならないのだが,パソコンに向き合うのが少し辛くなってきたのだ。

● いや,これは愚痴だ。手帳とは関係のない話だった。手帳から赤が減っていることから,こういう話になった。

2021.02.14 ダイスキンに戻る

● 昨日で測量野帳を使い終えた。で,今日から何に書いていこうか。
 測量野帳(LEVEL BOOK)を3冊連続で使ってきた。在庫はあと30冊近くある。ずっと軽くて薄くて丈夫な野帳を使っていくのもいい。
 が,あまり書かないのであれば,手持ちのノートのうち,高価だったものから使っていくのが正解のような気がする。どうせ余るんだから,高かったノートを使わないまま残してしまったのではもったいないというケチ根性だ。

● しかし,手書きが復活して,これからどんどん使っていくのであればダイスキンに復帰すべきか。最も手持ちの在庫が多いのがダイスキンだからだ。
 ダイスキンは百円なんだから買うのは簡単だ。100冊買っても1万円だ。だから,ついつい買いすぎてしまう。
 しかし,使うのは大変だ。大変というか,モレスキンを使い切るのと同じだけの時間がかかる。
 安いからと買いすぎて,使うことのないまま終わってしまうのは,バイキング形式の料理を取りすぎて食べないで残すのと同じだ。相当程度にみっともないことだと思うべし。

● 黒の96枚ダイスキンは全部消費したのだが,オレンジ,黄色が残っており,黒の80枚ダイスキンがあり,そのあとはB6サイズ(幅はモレスキンラージと同じ)がある(現在は廃番)。どんどん使っていかねば。使っていかねばならないのは,ダイスキンに限ったことではなく,他のノートも同じなのだが。
 というわけで,ダイスキンに戻ることにした。

 ダイスキンはモレスキンとの対比で語られるところに意味がある。2千円のモレスキンより百円のダイスキンの方が品質において勝るというところに。
 だから,ダイスキンには中紙96枚を維持してもらいたかったのだが(モレスキンが96枚だから),96枚の旧来型ダイスキンは店頭から消えてしまった。
 今あるのは64枚の新型ダイスキン。表紙とゴムバンドの色が揃っているなどの高級感(?)はあるのだが,モレスキンと対比して語るものではなくなってしまった(ような気がする)。

● もっとも,ダイソーとしてはモレスキンとの対比で語ってもらう必要など感じていないだろう。
 そうしたことはどうでも,ダイソー文具でユーザーの記憶に残る筆頭がダイスキンではないか。ダイスキンという俗称が付くくらいだから。後に,ダイソー自身がダイスキンという名称を商品名として使用したくらいだから。

● ともあれ,久々のダイスキン。プラチナのブルーブラックならまったく裏抜けなし。パイロットのインクだと裏に抜けてしまうが,モレスキンはプラチナでも裏に抜けることがあるからね。
 Seriaのセリスキンはダイスキンより厚めの紙で,これなら裏抜けとは無縁だろうと思わせる。プラチナのブルーブラックなら,まさしくそのとおり。
 が,プラチナでも黒を使うと激しく滲んで裏にも抜ける。あれはどういうわけのものだろう。ダイスキンだと黒でも滲むことはない。

● ちなみに,「最終ページが内紙に貼りついているのはご愛嬌」といったあたりがダイスキン・クオリティーを揶揄する常套句かと思うのだが,これはダイスキンだけではない。
 モレスキンも同じ。コクヨのCampusノートもそうだし,測量野帳もけっこうな幅で貼りついている。1ページ目と最終ページは使えないのは,綴じノートの場合はわりと普通のことではないか。

● さらに言い募ると,ダイスキンは折丁間の糊付け部分はかなり小さくて,ここで折丁が終わるんだなと感じさせない。
 じつは測量野帳に感じる唯一の不満がここのところなのだ。糊付け部分が大きいために,ページをめくるときにその部分だけ感触が違ってしまう。書くときにはなおさらだ。段差を感じる。
 野外でタフな使われ方をすることを想定して,あえてそうしているのであろうけれども。

2021年2月13日土曜日

2021.02.13 4ヶ月かかって測量野帳を使い終えた

● 昨年の10月13日に使い始めた測量野帳(LEVEL BOOK)をやっと使い切ることができた。中紙40枚の測量野帳を1冊使うのに4ヶ月もかかった。自分史上,初めてのことだ。

● こんなにかかったのは手で書くことをしなくなっていたからだ。その傾向は昨年の夏からあって,それまではほぼ毎日何かしら書いていたのに,8月21日の次は9月1日まで空いてしまった。9月21日から10月2日までまた空いた。
 それがどんどんひどくなり,10月14日の後は11月25日まで1ヶ月以上何も書かない日が続いた。その後は1月6日まで書いていない。その後も10日に1回程度。

● が,転機になったのが1月27日で,それ以後は(必ずしも毎日ではないが)以前の状態にかなり近づいてきた。
 1月27日に何かあったわけではない。よしっ,今日からまた書くぞ,と心機一転したというわけでもない。何となく自然の流れでそうなった。
 手書きをしなくなっても,困ったことは起きない。QOLが低下するなんてことのあるはずもない。だから,意識して手書き復活を目論むことはしなかった。

● しかし,手書きが復活してみると,書くことの効用を実感している。書くことで頭が整理されるというよりも,書くことは脳細胞を刺激するってこと。
 書きだすと,次に書くべきことが芋づる式に出てくる(出てこないことも,もちろんあるが)。ほどよく頭を刺激してくれる。キーボードを叩くよりも,手で紙に書いているときの方が効果は大きいようだ。

● あたりまえだが,使うノートによって効果の大小が異なることはない。筆記具によって異なることもないだろう。どんな紙にどんな筆記具で書いても,書くという行為は同じわけなので。
 したがって,実用性を満たすノートやペンであれば,何を使っても構わないのは当然だ。

● 明日から何に書こうか。このまま測量野帳を使い続ける。まだ何冊か在庫がある無印の「開きやすいノート」を使ってみる。ダイスキンに戻る。
 どれでもいいと思う。さて,何を使おうか。

2021年2月11日木曜日

2021.02.11 来年はダイソーの手帳でいいかと,また思っている

● 手帳はずっと能率手帳。ここ20年くらいはBindexのバイブルサイズを使っている。No.011の一択だったのだが,今年はNo.031に変えた。見開き2週間のやつ。
 週間レフトの右ページ(メモ欄)は要らない。なぜなら,第1に右ページにメモを書くことはないからだ(メモ帳は別に持つ)。第2に,無地のリフィルを挟み込めばたいていの用途には対応できるからだ。
 実際に使ってみると,031で何の問題もない。無地リフィルの組合せで,011を完全に代替できている。

● 031は今年を含めて3年間は使ってみるつもりでいたのだが,ダイソーの週間リフィル(031と同じ,見開き2週間)でもいいかなと思い始めている。
 031とダイソーとの違いは2つ。ひとつは,ダイソーのリフィルにはスケジュール欄に時刻メモリ(数字)が印刷されていないこと。もうひとつは,年間計画表(Bindexの用語だとYEARLY PLAN)がないこと。

● 百均手帳でいいじゃないかと思ったことは過去にもあって,実際に購入に及んだことも二度ある。一度目はSeriaでA6のマンスリーを買った。
 Campusノートと一緒にコクヨのSYSTEMICに挟んで持ち歩こうと思って。もうひとつ,いったん退職したので,もうウィークリーは要らないでしょ,マンスリーで充分でしょ,と思ったこと。
 けれども,結局,BindexのNo.011を買い直した。仕事から退いたとしても,手帳の記載量が減ることはないのだった。現役中もそんなに予定(出張とか行事とか)があるわけではなかったので,過去ログを残すために書いていたようなものだ(予定は付箋に書いて貼っていた)。仕事をしなくても,何だかんだで,書き残すべきログの量は変わらないのだった。

● 二度目はまさにダイソーの週間リフィル。しかし,このときも数日使ってみて,011を買い直すことになった。
 先に挙げた時刻メモリと年間計画表がないことが,けっこう効いてくるなと思ったのだ。

● が,完全退職して1年近く経った今では,時刻メモリも年間計画表もなければないでいいかな,と思うようになった。
 年間計画表にはその年に聴いたコンサート(60~80回程度)のタイトルを書いておいて,1年分をパッと把握できるようにしていた。のだが,ウィークリーに記入するときに多少の工夫を加えれば,わざわざ一覧にしておく必要もない。それに,4月からは今までのようには行かなくなる(行けなくなる)と思われるのだ。
 時刻メモリはあった方が記入の手間を省けるのだが,あまりパンクチュアルに記入しておくこともない。未来の予定であれば時刻をきちんとさせておかなければならないが,ログなのだから。しかも,100%プライベートなのだ。

● とすれば,100円で買えるダイソー製品で充分だ。ダイソー製品では気分が上がらないなどとのたまう輩は修行が足りないのだ。弘法は筆を選ばず,なのだぞ。道具として見れば,ダイソーで充分。欠けるところはない。
 道具を使うこと自体を道具を使う目的にしてはいけない。結果的にいい道具が継続性を担保してくれることはあると思うが,いい道具かどうかと値段が高いか安いかは別のことだ。
 ま,二度あることは三度あるで,またBindexに舞い戻ることになるかな。物心ついたとき(?)からずっと能率手帳のレイアウトで来てるんだから,そのレイアウトとわずかでも違うと違和感を感じてしまうようになってる。

● でも,Twitterで「ダイソー システム手帳」で検索をかけると,安いダイソーのシステム手帳に工夫を加えて(あるいは加えないで)自在に闊達に使っている人たちがいるわけですよ。楽しそうなんだよね。
 モレスキンやロイヒトトゥルムを使っている人たちより人間として高級だ。と言ってしまうのは誤りというか何というか,そういう区別の仕方はよろしくないのだけれど,ぼくのいるべき場所はどう考えてもそこじゃないと思っていてね。