堅固な実用性の前には,“所有する歓びを満たす” だの “気分を上げる” だのは塵芥の類だと云々。
● ただし,では最も頻繁に使っているのもクツワかというと,必ずしもそうではない。最も使っているのは,ポイントの真鍮無垢の補助軸だ。これも300円でお釣りが来る安いものだ。
真鍮を相当薄く延ばしているのだろう。かなりの軽量。しかし,ホールドにはやや不安が残る。
たとえば,真鍮の補助軸は鉛筆の色を選ばない。ピンクでも違和感がない。
● この補助軸にボールペンキットとキャップを付けたのが,コクヨのブラスペンだ。価格が2,200円もするので(Amazon で買うと1,853円)横目で見ているが,キャップを手に入れるためだけにこれを買ってしまうかという衝動に,間欠的に襲われる。
本体と同じ色と材質のキャップがあると,スッキリとカッコいい。外に持ちだすのも,こいつを胸ポケットに挿して。とか,妄想しちゃう。
● ひょっとすると,ミミックよりも味わいがあるんじゃないかと思ったりもする。ポイント補助軸は予備を入れて5本あるから,ブラスペンも5本買って,全部キャップ付き補助軸にしようか,とかね。
もちろん,そのたびに正気に戻って,打ち消すわけだけど。
● 真鍮製の文具は,補助軸以外に,ミドリのボールペンやブラスペンシルを持っているが,こちらは持っているだけで使ったことはない。
真鍮なら何でもいいというわけではない。ポイント補助軸の魅力だと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿